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ブロックチェーンゲームで社会課題を解決する

こんにちは。Hiromyon(ヒロミオン)です。

今回はブロックチェーンゲームの未来について妄想したいと思います。
僕自身割とゲーマーで、色んなゲームをやってきましたし、ブロックチェーンゲームもやったことあります。

で、最近思うのですが、もっとみんなの時間を有効に使えないかなと。
余計なお世話だと言われるのはごもっともで、僕自身ゲームをやっている時間が楽しかったり、色々学ぶことが多かったり、成長できたり、有意義な時間であったことは否定しないのですが、最近のソーシャルゲーム、スマホゲーム、ブロックチェーンゲームの質の低さを感じざるを得ません。

時代についていこうと一通りやろうとは思うものの、やはり据え置きゲームが好きですし、ドラゴンクエスト11、ファイナルファンタジー15、ペルソナ5Rなどの手間暇かけて作られた名作をやった後の達成感や感動はソーシャルゲームやスマホゲーム、ブロックチェーンゲームでは得られないものと感じています。

完全に好みの話ですが、僕は最初に一括で購入するタイプのゲームが好きです。無料で始められて課金するゲームの類はまだ好きなものに出会えていません。二ノ国が始まって少しは期待しましたが、やはり据え置きのようなときめき感に欠けます。画面内に他のプレイヤーがごちゃごちゃいる感じはどうも違和感あります。そのビジネスモデルを採用していることが障害となり、課金させることがゲーム設計で重要視されていることが伝わってしまいます。とにかくアドレナリンを分泌させて、興奮させたり、競争に勝って自慢したくなるしかけを作ったり、ゲーム本来の面白さとは違う方向に向かっている気がします。それが好きだという人を否定するつもりはありませんが。

と古臭いことをつらつらと書いてしまいましたが、ブロックチェーンゲームがゲーム3.0と言われる所以はPlay to Earnという概念を取り入れたからです。ゲームとリアル経済が結びついたことが画期的なわけです。

Axie Infinityではフィリピンで、Job Tribesはインドネシアでリアル通貨に換金でき、実際にゲームで稼いだお金で田んぼを買ったり、バイクを買ったりといった話も聞くようになりました。稼げた人はそれだけ時間を投資したでしょうし、途上国の人々に稼ぐ手段を提供したゲーム開発会社も素晴らしいことだとは思います。

ただ、僕はさらに先の未来を妄想しています。僕の哲学では、お金を稼ぐというのは誰かのお役に立てた結果できるものと考えています。ありがとうの質と数が多ければたくさん稼ぐことができると。その観点でいけば、現在存在しているブロックチェーンゲームは誰かの役に立っているか疑問です。

そこで、せっかくみんなの貴重な時間を使うんだから、現実の社会の役に立つゲームというのが作れないかと考えたわけです、ブロックチェーンゲームで。しばし僕の妄想に付き合ってください。

僕が考えたゲームはずばり、現実世界の悩みや問題、課題をクエスト化するゲーム、「Sustainable Development Quests (略称SDQs)」です。
クエストは個人の悩みから社会課題までなんでもありですが、どこかの一企業のみが利益を得るようなクエストは承認されません。
パーティは1人から国家間プロジェクト規模まで幅広く考えられますが、いずれも根底にはDAO(自律分散組織)の要素を持たせます。
ゲームには当然開発費がかかるので、まずはYahoo!知恵袋の回答者にトークンを与えるレベルからスタートし、最終的はFortniteくらいのクオリティで助け合いの善意に包まれたメタバース空間を実現したい。
ゲームにかけた時間で稼げるのみならず、現実世界の課題も解決されていきます。言うならば、Play to Contribute to Earn(発案者ヒロミオン(笑))です。
個人コンサルタントがプロゲーマーになるケースが増えるでしょう。なんならゲーム内の課題解決に特化した企業も出てくる可能性もあります。

ゲームシナリオを二つほど考えてみましょう。
1つめはある人が初めてのデートプランをどうしたらよいかという悩みをクエストとして生成します。これに対して、10人のプレイヤーがおしゃれなお店やデートスポットなど、様々なデートプランを提示してあげます。
クエスト作成者はその中からベストアンサーを決めて、選ばれた人に1トークン与えられます。
この場合マイニングはクエストの解決またはクエスト解決への貢献となります。本当の意味でProof of Workです(笑)。ただし、使うのは大量の電気ではなく人の知恵と貢献です。
2つめのシナリオはSDGsの1ゴールをクエストとして生成します。たとえば、1国のハンガーマップ(飢餓マップ)の色を5年で一つ改善する、などです。
クエストには解決に長期間かかるものも想定しています。この場合、1年ごとにKPIを設定し、評価します。プレイヤーの貢献度(食料を寄付した、雇用を生んだなどの活動や、活動の質、時間などで加点)に応じて、定期的にトークンが分配されます。
クエストで生成されるトークンの量はディフィカルティレベルによって変動します。
一人の悩みは1トークンですが、1国のハンガーマップ(飢餓マップ)の色を一つ改善することは100万トークンかもしれません。それを1年ごとに20万トークンずつ配布するのです。こういったクエスト作成、トークン配布のルール決めなどの運営はDAOによって行われます。投票権は保有トークンとNFT(素晴らしい貢献実績で与えられるトロフィー)で重みづけされます。

いかがでしょう。
これを実現するための壁はたくさんあります。
アイデアもまだまだ粗削りなことは百も承知です。
一気にできるものではなく、おそらくゲーム開発会社がβ版を作って、ユーザー数の拡大とともにDAO化していくという流れが良いでしょう。

少し話は脱線します。みなさんは群知能という言葉をご存知でしょうか。Amazon PrimeのGiant Beastという番組のAIの回で紹介されていましたが、面白い実験がありました。競馬好き20人を集めてこの年の数か月後に行なわれるケンタッキーダービーの1着~4着までを予想してもらい、群知能データを作成、20人の回答を1つにまとめ群知能が出した答えが1着~4着まで全て的中させたのです。個人の予想は全員外れていました。多数決でも1着しか当たりませんでした。
クエストも社会課題も多数のプレイヤーの群知能で解決できることが多い気がしませんか。まずは、何かしらの予想クエストを生成して、実験してもよいかもしれません。

話を戻します。SDQsが全世界に広がったら、みんながゲームにかけた時間が本当に有効活用できると思いませんか。

例えば、学歴や職歴ではこれまで履歴書に書けるものはなくても、クエスト解決を就職活動にアピールできるかもしれません。学習履歴やその人が積んできた徳、徳ポイントを可視化できるプラットフォームになるかもしれません。

IOCはオリンピックのボランティア通訳や道案内のクエストを生成して、実働に応じてお金を払う代わりにトークンやNFTを与えても良いかもしれません。実際は外国人旅行観客が見込めなくなって残念ですが。

既にモノが溢れて久しいです。デジタルコンテンツもとうに供給過多です。ゲーマーは新しいゲームが出るたびに、新しいタイプの面白さや興奮体験を得、大切な人生の時間を消費していきます。僕もその一人です。
このまま無数のコンテンツを消費し続ける人生で良いのでしょうか。
人は社会的な動物であり、誰かの役に立ちたいと本来思う生き物です。

このSDQsのアイデアに興味ある方は、是非拡散のご協力をお願いします。そのうちゲーム会社の人の目に留まって本当に実現するかもしれませんよ。そしたら、僕は今あるゲームの時間を全部そっちに費やします。ドラクエ12が出たらやりますが(笑)。

では今回はこの辺で。

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