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はながさいて

お蔵入りしていた曲が日の目を見た「うめぼしおにぎりのうた」

おにぎり作って、お弁当を持って、私がどこへ行きたいか、ということを歌にした「おべんとうをもっていきたいな」

うちの飼い犬のことを歌った「おさんぽにいきましょう」

ただただ、回転寿司の好きなネタを並べた「すきなおすしのネタのうた」

ただただ、しりとりで繋いで、最後に「ん」で終わる「しりとりロケンロール」

「温泉まつり」のステージに呼んでもらったことで、作った歌「おんせんにいきたい(の)」

2010年~2011年辺りからぼちぼち作り始めた歌が少しずつ増えていき、山の寺子屋というイベントでは、完全オリジナル曲ばっかりでゲリラライブを行いました。

そして、とある敬老会さんへおじゃますることになって、そこから老人施設さんへも行かせてもらうご縁に繋がったのです。

また、相方みちよさんは、結婚前、保育士をしていました。
私たちの活動が地方新聞で取り上げられ、それを見た当時の職場の先輩や同僚の方から連絡が入り、町外の保育所へも行かせてもらいました。

そうして、町内から町外へと私たちの活動範囲が広がって行ったのです。

呼んでいただいた場所に合わせて、

保育所や幼稚園の場合は、しりとりロケンロールの「せんべい」のところを「せんせい」にして、園長先生の似顔絵を描いて、お土産代わりに強引に置いてきたり(笑)

老人施設さんでは、自分のお誕生月がもうわからんようになってる方のために、お誕生月占いでは「13月」を作ったり(笑)

そういった理由で、1回きりしか使ってない作品もいくつかあります。

基本的に、できる範囲で相手に合わせつつやる、というスタンスなので、もったいない、とは思いません。
その辺の、価値観も相方みちよさんとピッタリ合っていて、それで、多分ずっと一緒にいても楽しいばかりで、疲れないし、何も気にならないんだと思います。

肝心なグッズを忘れて、ステージで正直に「忘れた」と告白し、想像力で見てもらったり。

そういうのも笑いで流し…

(もしかしたらいてるかも知れませんが)完璧な人っておらんのちゃうかなぁ?完璧じゃない人の方が多数派じゃないかなぁ?
私は完璧な人間ではない自覚あるので、ほんま人にどうこう言えません。

カバーできるとこは気づいた人がカバーし、カバーし合って、ゆるし合って、安心して生きていく、みたいな。
そんな世界を表現したいと思って、ありのままの、背伸びしない感じで、そのまんまを歌う。
そういう風に、歌を作っていましたし、歌ってました。(注・決して上手ではない、ただ好きなだけ)

そのアウトプットの機会が、2018年から2020年の3月くらいまで訪れた。
そんな感じの(私たちにとっては)依頼の殺到でした。

呼ばれたところに合わせて作品作って、ステージやって、次の打ち合わせに行って、またそこに合わせて作品作って、という日々を、なんだかんだ私たちはゆるゆると脱線しながら、直前でバタバタしつつ…。
そんな日々に、完全ストップがかかることも知らずに、準備して、現地行って、設営して、ステージして、バラシて、を繰り返していました。

つづく。。。

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