情報発信するなら、情報に責任を持つべき

こんにちは。今日、Facebookで腹立たしい動画を見つけたので、その感情についてシェアさせていただきます。

その動画とは、
信号待ちの視覚障害者に一般の方が声をかけるという美談(もどき)

URLを載せることは拡散行為になるので控えます。

体の不自由な方に声をかけるという姿勢を啓蒙するのは素晴らしいです。ただ、バリアフリーの実態を知っている人からするとその視覚障害者がフェイクであることがすぐに分かります。

動画では❌のオンパレード

❌大丈夫ですか?と後ろから声をかける
⭕️こんにちは。私は〇〇まで行きますが、何かお手伝いできることありますか?と横、もしくは前から声をかける。

❌誘導しますので背中を押していいですか?
⭕️誘導する時、どのように立つとよいですか?と聞き、肩や腕を貸す。

❌段差に気をつけてください。と伝える。
⭕️手前〇メーター先に1段の段差があります。と伝える。

私はバリアフリー促進の事業に携わっていたので、障がい者理解の学習をしています。

学習したことをアウトプットすることは、人のお役に立てると思い、実践しています。

このような不適切な対応が良いことだと伝える動画は、障がい者にとって迷惑になり、せっかく勇気を出した善意の行為もボランティアした人の嫌な経験になってしまい、無関心になる人を増やすことになります。

そこで感じたのは、情報を発信する際には責任を持つ覚悟が必要だということ。

人に伝える仕事をしようと決めた私にとって、良き学びの機会になりました。

適切なケアの方法は政府や自治体や社会福祉団体が動画で発信していますので、信頼できる方の情報をご確認ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?