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父へ

お父さん、今週も土曜日になりました。木曜日は文化の日で祝日、霊山へ登ってきました。新しいPixel7Proも早めに届き嬉しい気持ち。
ところが午前中の最後に気持ちが苛立ってしまい相手に攻撃的になってしまいました。苦手なタイプ、自分の責任は曖昧に棚上げしてこちらの役割だけは声高に求めてくる。終わった後、後追いでこちらの役割を求めるなら自分の責任も果たすべきではないかと言葉を放ってしまった。
そういうタイプなのだから、そんな言葉は役に立たず、こちらのオフェンシブな態度だけ相手の記憶に残るだろう。反射して僕も嫌な気分になりました。自分の至らなさに落胆し反省しました。

午後も難しい人達が沢山でした。あと半年を兎に角過ごして定年退職すれば良いのかと考えていた人は、それでは65歳の年金支給まで生活が持たない、再就職か再任用したいと僕にとっては驚くべき認識。それでは願いかなっても早晩沈没だ。妻は余り語らず帰ってこいと、どういう立場だろう、まるで迷惑を回避したいよう。そんなもんなんだ。しかし現場は評価厳しくコロナ対策、人員分離の名目で別室仕事とされた由。本人は幹部の判断に恨み節、部下も置かれず一人にされて拷問のようだと。そりゃそうですよね。そんなふうに午後の出だしから大幅に時間超過、それが退勤まで響き久しぶりに超過勤務でした。

それからリピーターには役立つ手続きをして少し余分な時間を割きました。さらに新しい人。よく聞けば可成り複雑な背景でさもありなん、しかしそれでは墓穴を掘るばかりではと思えました。そして最後は娘が泣きじゃくってばかりの母親の嘆きでした。彼女は何ともしてあげられないので、新発売の硬いミルキーを魔法の薬だよとお口に放り込んで上げると言っていました。それを聴く僕も何のアドバイスも無く……。時間だけは過ぎました。

そして今は、ようやく最近お気に入りの「音楽の泉」を5時に起きて聴いています。今週も終わりました。珈琲を淹れ、一息、しかし毎週毎に一週間が重たくなっています。