Q1012:そもそも“美肌”とは・・・?

A:では、美肌になるための
大事な知識を学びましょう。
皮膚の役割はなんでしょう?
1.大切な臓器を外界から守ること。
2.体内の水分の蒸発を防ぐこと。
3.体温の調節をすること。
4.汗や皮脂を分泌することや体にたまった有害物質を排出すること。
今回は1、2について考えてみましょう。
外界からの刺激から体を守るために、
皮膚は強固に作られています。
特に皮膚の最も外側の角質層は
強力なバリア機能を持っています。
角質層の構造は、
よく「レンガ」と「モルタル」に例えられます。
レンガの部分が角質細胞。
成熟するにしたがって、
アミノ酸を主成分とした
水溶性の天然保湿因子も作ります。
すき間のモルタル部分が
油溶性の細胞間脂質といい、
主成分がセラミドで
保湿に重要な役割を担っています。
細胞間脂質はまた水と油が交互に重なっており、
非常に強固な壁を作っています。
何故こんなに強固な構造を
しているのでしょうか?
体内の水分が蒸発しないように、
また外側からの異物や化学物質等を
侵入させないためです。
ん?外界からの異物や化学物質を
侵入させない???
女性たちはみなさん、
化粧品が肌に入り込むように
一生懸命スキンケアしていますよね。
本来、皮膚に化粧品なんて入らない
構造になっているはず!
しかし、今の科学では
入り込むようになっています。
「合成界面活性剤」を使用することによって
皮膚本来の強固なバリア機能を破って、
入り込ませているのです。
レンガとモルタルの構造が崩れれば
肌に化粧品の有効成分が入り込むかもしれませんが、
有害成分も入れるようになります。
そして、皮膚の水分の蒸発が促進されます。
そういった化粧品は、皮膚表面をコーティングする
ビニール様の物質も配合されています。
その化粧品を塗れば表面はつるっとするので
角質層がこんなにひどいことに
なっていることに気が付きません。
洗顔した後、すぐ化粧品を塗らなければ
つっぱって、粉がふく人の角質層は
こんな状態なのです。
肌本来の働きを考えれば
肌に何かを入れ込むなど
言語道断なのです!
角質層に含まれる天然保湿因子やセラミド等は
皮膚自体が作り出すものです。
皮膚が自ら保湿するのです。
化粧品で保湿するのではないのです。
肌表面を皮脂に近い成分で作られた化粧品で
保湿を手助けするのが、
本来の化粧品の役割なのです。
ですから、自分で保湿出来る肌に、
化粧品は必要ありません。
美肌は自分の体が作りあげるものなのです!
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