トマトの育て方No.2(支柱立て&誘引)

●植付けが終わったら支柱立て&誘引を
トマトは生長とともに上へ伸びていきます。折れたり倒れたりしないように、苗のそばに支柱を立てましょう。

ミニトマトの支柱立て方
1.プランターに2株植えている場合
プランターへの支柱の立て方で大切なのが、いかに倒れないように立てるかです。プランターは、畑と異なり、支柱を差し込む深さに限りがあります。
そのため上手に立てないと、風や雨、さらにはミニトマト自身の重さで、倒れてしまいます。
プランターに支柱を立てる際は、縦だけでなく、横向きの支柱も、しっかりと固定してあげることで、より安定させることができます。
もし、ベランダの手すり等に結び付けられる場合は、支柱の両端をベランダに固定してあげると、風や雨によって、倒れることを防げますよ。
※いつもは裏山の竹を使うのですが、今回は100均の支柱を使ってみました。

100均セリアの天然竹使用「園芸支柱3P」90㎝使用

まずそれぞれのトマトに長い支柱をたてます。
支柱の内側に、長い支柱を斜めにさし、
もう片方の支柱の上部に紐や結束バンドで固定します。
もう一方の支柱からも、長い支柱を斜めにさし、
同様に反対側の支柱の上部に固定します。
最後に、交差している部分も紐や結束バンドで固定します。

2.鉢に1株植えている場合
ピラミットのような形をしてバランスよくしているため、1本の支柱にかかる負担が少なくなります。3本の支柱を使って支柱を組みます。

100均セリアの天然竹使用「園芸支柱3P」90㎝使用

トマトの株のそばに、トマトを直接支えるための支柱をたてます。
支柱1本では、大きく育ったトマトを、しっかり支えることができません。
支柱の両脇に2本の支柱を立て、支柱の高さの2/3のところでで3本を交差させ、紐や結束バンドで固定します。
3角形の形で重さを支えることになるので、丈夫な支柱ができます。
※深さ25㎝未満の浅い鉢に植えている場合は、リング支柱を使う「あんどん仕立て」をおススメします。

ダイソー「ツル巻き用リング支柱」150円

※深さ35cm以上の深い鉢に植えている場合は、苗ひとつに対して支柱1本を立てる「1本仕立て」もできますよ。

フィガーライムの苗で支柱を立ててみました

3.地植えの場合
トマトの仕立てでよく行われているのが、主枝のみを伸ばす「1本仕立て」です。160〜180cmの支柱を用意して立てます。
土に刺すときに、根を傷つけないよう、株元から少し離して刺すとよいでしょう。

植え付け7~10日後から、支柱と茎を麻ひもなどで結びつけていきましょう。この作業を誘引といいます。トマトはたくさんの実をつけます。誘引をしないと自分の重みに耐えきれず、折れてしまいます。忘れずにお手入れしましょう!
「誘引」とは、支柱と茎や枝をつなぎ合わせて固定をさせること。
麻ひもなどで、トマトの茎が倒れないように、茎と支柱を結びます。

① 茎にひもをかける
② ひもを交差させて支柱へ8の字を描くようにひもの両端を持っていく
③ ひもを支柱に1回回す
 ※支柱側はしっかり、茎側は多少遊びが出るようにゆるめに
④ ちょう結びをして誘引終了
成長とともに、紐がキツく感じることがあるかと思いますが、様子を見ながら調整していくとよいでしょう。

下記動画をご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8qKKDqwuMDY

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