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「ラスト・キングダム」にこの一週間ほどハマっていた

歴史物の海外ドラマって(中世の騎士の世界を舞台にしたようなヨーロッパ系や武侠ドラマの中国系など)結構好きで以前はAmazon Primeで視聴可能なやつはそれなりに観てたんですが、最近はアニメを観る方が忙しくて、全然そっち方面とは疎遠になっていました。

しかし少し前からNetflixが観れるようになってたので、あらためて検索してみるとなかなかに面白そうなのがたくさんありました。

ということでまず手始めに「ラスト・キングダム」を観始めたのですが、みごとにハマって、この一週間余り、そればっかり観ることになってしまいました。全部で5シーズン∔2時間あまりの単発ドラマが1本。

本当に夜通し観続ける感じでしたが、今日ようやく全話踏破!!

いや~面白かったです。

ドラマ「ヴァイキング 〜海の覇者たち」の時もハマりまくった、中世イングランドを舞台としたむき出しの愛と過激な暴力に彩られた民族間および領地間の抗争。

北欧神話の世界に生きるデーン人とキリスト教化されているサクソン人の宗教対立も激しくて、まさに修羅の世界のドラマでした。

全編にわたって「サクソン人でありながらデーン人に育てられた主人公ウートレッド」とその仲間たちとのハードで男気溢れる戦いの姿が描かれているのですけど、登場人物同士の絡みが複雑で、単純に「誰と誰の抗争」と言えないようなドラマ展開が秀逸。

特に前半に登場する、ウートレッドと強い絆で結ばれていて「時に最大の敵、時にかけがえのない盟友」でもあるアルフレッド王のキャラが素晴らしかったですね。決して人として好感は持てないキャラですけど「王ってこんなものだよなあ」っていうリアリティある非情さと孤独感が上手く描かれていて、ウートレッドとの生き方の対比も見事です。

あとウートレッドと結ばれては次々と悲運の最期を遂げてしまうヒロインたちも、扱いようによっては同じパターンの繰り返しになりそうなところですけど、それぞれが魅力的な個性を発揮しているために亡くなった後も存在感が消えません。

久々のドはまりドラマでしたね。

ところで蛇足ですけど、毎度思うのはヨーロッパの昔の戦争って案外小ぢんまりとしてますよね。軍団と言っても50人とか100人ぐらいだったりします。大戦になると3000人ぐらいになったりもしますけど、何かその辺は日本の戦の10分の一、中国の戦の100分の一って感じですね。

町の規模もそうですけど、そもそも人口が少ないのかな?

近代に近くなるまではアジアの方が文明が進んでたんだなあと、この辺でも思ったりしますね。


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