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すでに波乱の予感(2022/9/26)

WEEK3は衝撃的な結果が多かった気がします。

まず注目のAFC東地区の覇権争いドルフィンズVSビルズですけど、すばらしい内容で2連勝と好調の新生ドルフィンズが現在のNFL最強チームとも思われるビルズと接戦を繰り広げ、これを下すという結果になりました。
前節のレイブンズ戦での大逆転勝利の勢い、いまだ衰えずという感じですね。
しかしあのジョシュ・アレン擁するビルズ・オフェンスを抑えたということはドルフィンズのディフェンスがしっかり機能している証拠でしょうし、一方タゴヴァイロアを中心とした攻撃陣も確かな成長を見せているということでこの勝利は単なる勢いだけの結果ではない気がします。
がぜんマイアミ・ドルフィンズが台風の目となってきましたね。

さて開幕から連勝中だったチーフスはイージーミス連発の末、コルツに敗れてしまいました。
パントのキャッチミスからの流れを相手に渡すターンオーバー、さほど難しくないFGやポイントアフタータッチダウンも失敗するなど、スペシャルチームの出来が最悪で、それが徐々にチームを蝕み、それに苛立ったのかディフェンスでは終盤の勝負所でクリス・ジョーンズが無駄なパーソナルファールを犯しコルツに1stダウンを献上して展開を不利にし、最後はマホームズがらしくないパスでインターセプトを食らって万事休す。
このゲームにおけるコルツのディフェンスラインはかなり強く、ピンチではエンドゾーンを死守し、パスラッシュでは終始マホームズにプレッシャーをかけ続けていたので、あえて言えばそれがコルツの勝因とも言えますが、QBのマット・ライアンの出来は可もなく不可もなくという程度で、チーフスとしては普通にやれば落とすゲームではありませんでした。
これだけミスをすればどんな強豪でも負けるという見本のような試合でしたね。次節はバッカニアーズ戦です。名将アンディ・リードがどうチームを立て直してくるのか見どころです。

またそのバッカニアーズですが、トム・ブレイディとアーロン・ロジャースというレジェンドQB対決が注目されたパッカーズとの対戦。こちらは接戦の末、パッカーズの勝ちという結果になりました。しかし、ロジャースもブレイディも出来は全然レジェンドにふさわしいものではなく、見方を変えれば両チームのディフェンスが頑張ったとも言えますが、印象的には盛り上がりに欠ける試合となりました。

またチャージャーズがジャガーズに大敗したのも衝撃でしたね。
チャージャーズのジャスティン・ハーバートは体調が良くなかったのかもしれませんが、3年目ハーバートと2年目トレバー・ローレンスという才能豊かな若手QB対決はローレンスの圧勝という意外な結果となりました。

その他、レイブンズとベンガルズ、ラムズ、タイタンズはWEEK2までの不覚を取り戻せそうな勝利を上げました。

サーズデーナイトで行われたスティーラーズVSブラウンズは正直凡戦でした。特にスティーラーズオフェンスは、さほど強力とは思えないブラウンズディフェンス相手にあまりいい所が無かったですね。新エースQBトゥルビスキーにあまり大きな期待はしない方がいいかもしれません。

さて、WEEK3はまだマンデーナイトのジャイアンツVSカウボーイズが残っていますけど、結果3連勝はドルフィンズとイーグルスのみ。(ジャイアンツにもその可能性あり)。その中でも強豪を次々と打ち破ってきているドルフィンズが不気味ですね。
この流れはいつまで続くのでしょうか?

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