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見えない「美しさ」の力を信じてみる。こんな世の中だから。

美しさというものは、目に見えるものが100%なんじゃない?
そんな風に思ってしまいがちですよね。

ところがそうじゃない。
目に見えるものの奥にある、目に見えない何かが、それを「美しく」見せている。

見えない美しさのスイッチを持つモデル達

私がそう感じるようになったのはスタイリストとしてのいくつもの経験が、積み重なってのことなのです。

HSニューヘアーモード2019 111 (2)

ファッションショーでよく感じるのは、バックステージで出番を待つモデルさんが、ランウェイに立った瞬間、スイッチが切り替わり、「美しさ」の度数が急に上がること。

これは、着ている人も着ている服も同じなのに、つまりは目に見えるものは何も変わらないのに、感じる「美しさ」が一瞬でそれだけ変わるという、目に見えない何かのしわざとしか思えないこと。

そのモデルさんの「意識」とでもいいましょうか?
この「意識」も、デビューしたての自信なさげな頃と、たくさんのランウェイで求められるようになっていく時とでは見事に変わっていく。

また、同じ服でも着るモデルさんが変わると、どちらも美しいのだけど、感じる「美しさ」の性質が違って見える。
この違いも明確に目に見える以上に、見えないけれど感じるのです。

デビューしたてはさえない感じの女の子だったアイドルが、整形したわけでもないのになぜか「美人」になっていく、これもあるあるですよね。

服にもある、見えない美しさの引力

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服などの「物」も同じです。

パッと見は同じように華やかな刺繍のドレスでも、達人の職人さんのわざや、何人もの手数と時間を費やして作り込まれた物と、機械で大量に作られた物は、その惹きつけられる引力がまったく違う。

もちろん、これについては目に見える違いが確かにあるのですが、だけどそれだけではない、むしろ目に見えないけれど発している引力のほうを強く感じてしまいます。
この目に見えない引力が目に見える「美しさ」を何倍にも増幅しているかのように。

世の中を救う力を持つ(かも!)、見えない「美しさ」

女性の美しさについて言うなら、それは、ありきたりな、社会の規範で決めつけられているような、表層的な美しさではなく、その奥にある目に見えない美しさのほうが圧倒的に力を持っている。

しかもその見えない力が、人や社会に及ぼす影響は、実は人が考えている以上に大きいのではないかと思えてなりません。

世の女性、誰もがその圧倒的な力を使いこなしたら、
家庭はもっと幸せに円満に、
社会ももっと明るく、世界は素敵になるしかないと、
妄想だけでわくわくしてしまう。

「美しさ」というのは、世の中を救う力を持っているのじゃないかと思うのです。

こんな時代だからこそ

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昨年以降、自由に動けない、自由に愛する人に会えないなど、
今はとてもストレスフルな世の中になってしまって、自分では気づかなくても、実はかなりのストレスを抱えている方も多いと思います。

そうなるとその流れで殺伐とした世の中になってしまいがちですよね。
実際、今ってそうかも。涙

私もふとした時に、以前と比べてすごく肩に力が入っているのを感じてびっくりする時があります。無意識にどこか硬くなっているんですね。

しかも、家から出る機会も、人と会う機会も大きく減ってしまったら、自分自身の「美しさ」に気を配る気持ちにもなりにくいと思います。

それどころじゃない、という気分になるのもいたしかたないです。

でもね、そこをなんとか!と思うんですよ。

世間が殺伐としているなら、それをそのままにするのも、明るくしていくのも、人にしかできない。
ウイルスが、世の中を暗くしたり明るくするのではない。

それに呼応する人の意識が世の中を作っているのだから。

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今、このウイルスに負けない身体を作るためにと、身体の免疫力に、注目が集まっています。
食べる物や生活習慣で免疫力をあげることはもちろん大事。

だけどそれだけではない、心の持ち方も大切な鍵だと思います。

ファッション心理学が推奨すること

その、心の持ち方に大きく影響するのが、美しくあろうという気持ち。

「美しさ」の見えない力が、自分の心と意識を明るく清浄にしてくれて、免疫力にだって、よい影響を与えるのではと思っています。

アメリカの被服学の分野で最近注目されているファッション心理学では、着る服が着る人の心理に与える影響が研究されています。

ロックダウンでずっと家にいるとしても、
例えば、リモート会議が3本入っている日なら、3本とも着替えるくらいの刺激を与えることで、気持ちが活性化すると推奨しています。
(これは私の専門ではありません、受け売りですが。)

これも心の持ち方のためにできることの一つですね。

あなたが思う、あなたの素敵さはどんなところですか?

その人固有の「美しさ」は人によって皆違う。
違うからこそ、愛でるのが楽しいのですよ。

なのに、「美しさ」なんて生産性に関係ないと無視したり、
社会で形づくられた画一的な「美しさ」の基準に自分を当てはめて、そんな基準に当てはまらないから自分には関係ないと、見て見ぬふりをしてみたり。

そんなこんなで「美しさ」がややもすると軽視される社会になっているけれど、こんなストレスフルな時代にこそ、真の「美しさ」の奥にある目に見えないエネルギーが、あなたとあなたの環境を救うのじゃないかなと、私は切実にそう思っています。

もうそろそろこの環境にうんざり、
本当に気分を変えたいと思っていらっしゃる方!

社会の規範による画一的な基準は一切関係なく、あなたがあなたの中で素敵だなと思うところはどこですか?

自分自身に愛を注ぐ。それが自然の摂理だから。

人が美しく、清浄であろうとすることは、自然界の摂理に適っているからなんじゃないかなと私は思っています。であれば美しさのチカラを無視する方が不自然!無礼!笑

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私の心からの願いは、自然の摂理にあらがわず、その力を借りながら、自らの意志で美しく生きる女性“21世紀的やまとなでしこ”を応援することです。

実際に私のプログラムを受けてくださっている方は、本来の自分自身の美しさに還る、ということを楽しんでくださっています。

「美」ということは、自然の法則の根本にあるものですが、その「美」をどこに見出すか、それは私たちに与えられた、解釈の自由。

私はやはり、その解釈を
「美」とは、「自分自身の本質であり続けること」
と解釈したいと思います。

それは、単に服装にとどまらない生き方のことであり、生活すべてに及ぶスタイルの持ち方。

そして、自分自身に対してどれだけ愛を注げるか、ということでもあって、それはとりもなおさず、「命」をはぐくむ森羅万象、自然の意志に従うことでもあると思っています。

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私のプログラムは、自分自身に愛を注ぐことで本来の美意識をクリアにしていくためのものです。

もしよければご一緒に、あなた本来の美を見つけること、あなた自身に愛を注ぐこと、をしてみませんか?

ピンときた方、ご興味のある方は、ぜひこちらからプログラム内容を詳しくご覧になってみてください。(2022年7月スタート期のご案内)
https://estylec.com/contents/fefs2022-07/

こちらの動画でもご紹介しています。
『装いで人生は、なぜ変わる?』
https://youtu.be/6kFwC8PCZF4

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