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生き方をつくる

人生の転機と言えるようなものはこれまでも何度かありましたが、今もそういうタイミングなのかなと感じています。

9月から参加し始めた『生き方開発lab』。

このコミュニティに参加した動機は、安心して自分が自分でいられる居場所がほしいという思いからでした。

「居場所がほしい」という言葉にはナイーブな響きがあって人に言うのはちょっと勇気も要りますが、私にとっては子供の頃からずっと持ち続けていたとても強い欲求です。

『生き方開発lab』は、「宗教」「家族」「遊ぶと働く」の3つのテーマを切り口に、生きる上で当たり前とされている常識を掘り下げて、そこから新しい生き方をつくり出していくコミュニティです。

ここだったら、私が本当に思ってることや感じてることを他の人と共有できるのかもしれない。

このコミュニティを見つけたときにそう思いました。

一般的な価値観や常識といったものにあまり馴染めない私は、そういうものが当たり前とされる社会のなかで生きようとするとすぐにしんどくなってしまいます。

30を過ぎる頃までいろいろ精神疾患をやってたので、病んでるから普通に生きていけないんだと以前は思ってましたが、疾患が寛解してわかったのは、私は病んでなくてもそもそも普通に生きていけない人間だということでした。

少しでも自分に合う生き方をしようと思って働き方を変えてみたりもしましたが、その試みもあまり上手くはいきませんでした。

世の中にはすでにいろんな生き方があるのかもしれませんが、そのほとんどは結局は同じ常識に根ざしていて、根本的な部分はそれほど変わらないような気もします。

今ある選択肢の中から選び直しているだけでは、せまい鳥籠から出てまた別の鳥籠に収まっていくように、何を選んでも結果は大差ないのでは? と、思ってしまいます。

だから、『生き方開発lab』の記事を初めて読んだとき、生き方を「選ぶ」のではなく「開発する」という考え方にとても強く惹かれました。

生き方はつくっていいんだ。

そう思うと、視界が開けるような感覚と、心強さを感じました。

9月にこのコミュニティを知って、実際の集まりにはまだ2回しか参加してませんが、2回とも本当に密度の濃い時間でした。

本当に、心から楽しかったです。

ここにいるときは世の中で当たり前とされることを当たり前のものとして扱わないでいい。

自分の感覚を大切にしながら、人とつながることができる。

それは私にとってとても自由で、安心できることです。

今はまだ"当たり前"を見直しているところですが、これから新しい生き方を実践していく段階になったら、私の人生はどんなふうに変化していくんだろう。

私は、どんなユニークな生き方をつくっていくんだろう。

私は本当は、どんな生き方がしたいんだろう。

このlabに参加したことが、私自身に大きな問いを投げかけてきている。

私の人生にとって、このコミュニティで過ごす時間が、とても大切なものになるような気がしています。



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