見出し画像

ビバ『青春!バカサミット』


あらゆる業界の(ユーモアがあるほうの専門的な)バカが集結するバカサミット、こんなシリアスな時期に開催します。
川田十夢 note「バカになれない人たちへ」より

と川田十夢が書いている通り青春!バカサミットというイベントが10年ぶりに開催される。詳細はこちらのリンクからどうぞ。

上のビジュアルから参加メンツを見てほしい。人生をかけてバカ、バカを追いかけ、バカに魅せられ、バカを見せる。人々にバカの力で夢や笑いをみせる人たちである。

バカを文化に換えてこそ成り立つ人たちである。バカ≒文化と教養である。その体現者たちである。

川田十夢がカッコ付きで注釈するようにユーモアがあるほうの専門的な人たちなのだ。そんな人たちが一堂に会するとはいえ、500人ものホールでイベントを行うのだ。確かに告知を読んだ時に「500人も観客入れるのかぁ。」と正直思った。

ライブコンサート会場が感染症対策をどれだけ必死で行っているか。ファンたちもいまだに飛沫が飛ばないように歓声のひとつもアーティストの名前ひとつも叫ばず、会場内でのお喋りひとつもしない、ライブ後も会食しないで帰る努力をし、互いに護りあっている状況である。

バカサミット会場では笑い声あげるのも控えめに。ということなのだろうか。まんぼうがなくなったからいいのかな?それともお笑いライブはそんなこと気にしないのかな?いや、バカサミットがはたしてお笑いライブと同じジャンルなのか。

それはわからないが。とにかくそんな状況の中、500人もの客席のある場所を押さえた主催アイスマン福留さんの「こんな時代だからこそ明るくしたい」という気持ちだけが切実に伝わってくるのだ。

ただ正直に言っていいですか。世の人に明るさをもたらしたいという一心で選んだ場所を他の関係者に告げた時の空気とその後に訪れた気持ちの変遷を想像した時に私はニヤニヤすることを抑え切れなかった。

それまで川田十夢越しメディア越しにしかアイスマン福留さんを知らなかったのでグッときた。

会場押さえたよ〜の報告を聞かされた方もお互いバカサミットを復活させようという志の昔からの仲間だ。皆で「大丈夫だよ!」となったのかもしれないし逆に告知に本気出す!となったかもしれない。

本当に青春バカサミットである。10年ぶりの復活イベント。彼らもみな青春続行なのである。

その本気が川田十夢にも見て取れる告知であったし世相を反映し尚且つ真実を穿つnoteであった。人生のひとつの提案としてすごく真っ当なことが書いてある。読んでみてください。

青春!バカサミット登壇者たち

上に貼ったビジュアルにおいて家入一真氏からはリンカーン味が感じ取れた。昔はACIDMAN味があった)

皆さんこぞって会場に行ける方は行き、オンライン参加の方はオンラインでたのしみましょう。勿論私はオンラインでたのしみます。

━━━ ※ここからは余談と蛇足?━━━━━

バカサミット、以前から存在は知っていた。しかしそこの頃は川田十夢のことも遠くから眺めていた時期なので怖くて近寄れなかった。現代的に言えば陽キャの集まりみたいでとても私のような人間が近寄れる場所ではないと判断していた。

その頃ちょっと重い責任を担っており自分のことに雁字搦めで川田十夢が noteに書くようなダサい自分を表面化できないという人だったのかもしれない。

自分を偉く見せようと必死なんてことは未だかつてしたことはないが、存在があまりにも空虚なので必死だったのだと思う。

川田十夢が書くようなおじさんを嫌というほどみてきた。誰々さん知ってるからさ。自分の言うこと聞かないと痛い目にあうよ。こんなうっすらとした関係性と脅迫だけがキラーワードのおじさんしかいないような業界に身を置いていた。

県とか国とかの議会に行ってあいつとあいつとあいつ!と指がさせる。あ、でも死んだ人も多いな、ここ10年で。

そう。人間必ず死ぬんだから死んでまでそんな悪評を残すこたぁないのである。

残すなら名声か「あいつバカだったよなぁ」がよくないだろうか。「バカだったけどいい奴だったなあ◯◯一筋で」みたいな。「バカだけど実績だけは残したな」とか。

これこそ可変長じゃなかろうか。正しいバカってもんじゃないだろうか。

YO-KINGが歌うように「平和なんてひとりのバカがぶっ壊す」北のあの人は今後どうやっても悪いおじさんとしてしか名前は残せそうにない。死ぬほどの馬鹿野郎として。

そして。私の方が歳が上だし、持病も抱えているので川田十夢の死後の功績を知ることは多分ない。しかしだ。

川田十夢が今回のnoteの更新で過去の自分のツイートを「うっかり」で抽出しており引用をしている。そのツイートひとつひとつに千文字以上の感想を書き連ねてきた。
 noteとは別に特化したブログを書いてきている。

うっかりすると今回も川田十夢自身が引用したツイートひとつひとつに千文字以上書いてしまいそうなので自粛します。(ヒマな人は検索かけてみてください。インターネッツの最果てにあります)

川田十夢の過去のツイートを引用するがたのしいと川田十夢自身が言及しているが、本当にたのしいのである。

それだけのたのしさで私の川田十夢に特化されたブログは8年目。川田十夢を追いかけて多分12年くらい?この世の時間軸ではそうなります。水面下ではもっとかも。

だから私は川田十夢バカなのだと思うがこれでは悪口みたいじゃないか?というのが目下の悩みである。
川田十夢一筋と言い換えるとなんか違うし、そんなことないし。となる。バカのほうがしっくりくる。

いいんだか悪いんだか、これが私の人生の極め方なのだろう…間違ってませんかね、私。大丈夫?
とにかく唐揚げと共にたのしみたいと思います、ビバ初の青春!バカサミット。

(文中の黒太文字は川田十夢 note「バカになれない人たちへ」より引用)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?