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「現代リーダーの心得」と、私の過去の失敗談

昨日見た「西野亮廣オンライン講演会」。タイトルは「強いチームの作り方〜現代リーダーの仕事」。リーダー論の講演会だった。

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コロナ禍の現代の今がどんな時代になったか、リーダーの心得、など。最後の30分からの話が、私はグサグサと心に響いた。 


特に響いたのが、リーダーの心得の一つとして取り上げられた「独裁者であれ」と「正解を探すな」という部分。


今までの人生を振り返ってみると、部長や生徒会長、管理者など特に目立ったリーダーになることとは無縁だった私。しかし、部活の衣装係のリーダーだったり、病棟内のその日の勤務のリーダーなど、ちょこちょことリーダーを経験している。



「リーダー」と聞くと、今までの数々の失敗談が頭をよぎる。


高校生の頃の私は、部内の衣装リーダーをしていた。部活内でオリジナルのTシャツを作ろう!となった時は、私が中心になってTシャツのデザインを決めたのだけど。Tシャツの色、部活のマークの大きさ、マークをどこに入れるか、マーク色は何にするのか…全てを多数決で決めた。

全てを多数決で決めたTシャツはなんとも微妙。全てを多数決に委ねたため、全体のバランスとしては微妙になってしまったのだ。友達からは「部活Tシャツ出来てよかったね!」とフォローしてくれたけど…私はあまり気にいるデザインじゃなかったし、部活引退した後すぐに着なくなった。


社会人になって総合病院で働き出し、4年目くらいになるとリーダー業務を任される。その日の勤務の進捗状況を把握したり、医師の指示を受け業務をメンバーに振ったり、患者家族と連絡をとったり…その時感じたのは、知識のなさと経験値の浅さ。

先輩・後輩に挟まれ、管理者や医師に指示され、とにかく振り回されていた。その時は自分の意見や考えなどなく、周りに流されていた。ただの伝達係みたいだった。知識も経験値も浅いから、自分の意見が言えなかったし、責任感もない。なんとも頼りないリーダーだったと思う。


フリーランスになって4年、組織のリーダーとは縁がなくなってきた私だけど、イベント開催したり、遊び…食事会でどこかにみんなで集まるなど、リーダー的なポジションになることは多々ある。

そんな時いつも感じるのは、みんなの意見を聞いてまとめても話は進まないし、自然消滅してしまうことが多い、ということ。特に女子だけの集まりだと顕著だと思う。今までの経験上、とても感じている。

誰かがある程度決めて(例えば食事会なら、場所・日にちなど大まかなことは決めてしまう)、その後の行動はメンバーに託す。ある程度、独裁者でいないと話は進まないんだなあ、と経験をしてきて学んだ。だから、西野さんのリーダーの心得として、「独裁者であれ!」という言葉を聞いた時は物凄く共感したし、この方法は間違ってないのかな、と感じた。


とはいえ、この方法や選択が正しかったのか…?と思うことは多々ある。そして、決めたことへの自信はない。心得の「正解を探すな!」とは、正解がないから舵取りする人がほしい、ということ。もともと、正解なんてないのだから、自分が選んだ方を正解にしていくしかない。不安になって自信なくおどおどしてたって、人はついてこない。だったら自信ありそうな風を装って、どっしり構えているしかない。リーダーってそういう見せ方も大事なんだなぁ。


今回学んだリーダーの心得と時代の流れを照らし合わせて、何か、リーダーになる機会が訪れた時は、自分らしさも残るリーダーになっていきたいと思う。

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