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「振り返る」ことの重要性

なんとなく冴えない日々が続いているように思う。
そういう時、何かしようとしても集中できなかったりする。

集中できないのは致命的だ。
何かしたいけれど、何もしたくない。そういうグダグダした時間を過ごすことに不安を感じてしまう。

そんな時、いろいろなものを振り返ってみて気づいたことがある。
結果的に、振り返ることで前に進めた気がするのだ。

今回はそんなお話をしていきたい。


何を振り返る?身近にあるもの。

例えば何を振り返るべきか?
私の場合は下記の2点を振り返ってみた。

  • いつも書いているノート

  • DayOneという日記アプリ

私のnoteでは、「なんでも書くノート」というものを記事にしている。
その名の通り、日常の気づきをなんでも書き込む、というためのノートだ。

もともと過去に何冊ものノートを使い終えてきて、今は無印良品の文庫本ノートを愛用している。

今はiPadなどでデジタルノートをとる人が多いと思うが、私は紙のノートをメインに使用している。
理由は、「パラパラっとページをめくれる」というところにある。

デジタルノートでは情報が埋もれやすく、「バーチャルで作ったページ」というのは、記憶の印象に残りにくいからだ。


また、Dayoneという日記アプリを使っているので、こちらも見返してみることにした。

このアプリはプロプランに加入すると、写真やビデオのアップロードをし放題という、写真クラウドとしても使えるアプリだ。
実際に、私はこのアプリを日記兼写真クラウドとして使っている。


ノートや日記、写真を振り返ることで得られるメリットとは?

今私が書いている単行本ノートは、約一ヶ月前から書き始めたもの。
何気なくパラパラっとページをめくると、ここ一ヶ月間の自分が考えていたことが、頭の中にバーっと蘇ってくる。

今の自分には、過去の自分が抱いていなかった悩みがある。けれども、一ヶ月前は別のことで悩んでいた。

この一ヶ月で、考え方、生活スタイル、いろいろなものが変わってきた。
ノートを振り返ることで、こういった気づきが得られるのは新鮮だ。

先ほども書いたが、デジタルなノートは「とにかく書き出すこと」が目的となってしまい、振り返る要素は少なくなるように思う。

「何かを書く」というためだけにしか開かれないデジタルノートのアプリとは違って、紙のノートはいつでもパラパラとめくることができる。
そういう手軽で直感的なことができる紙のノートからは、たくさんの気づきが得られる。


そして、DayOneというアプリでは、日記や写真の振り返りができる。

特にこのアプリの良さは「on this day」という機能があるところ。これは、「XX年前の今日」という意味で、同じ日の今日の日付を、まとめて表示してくれる機能だ。

「一年前、数年前の自分は、今日という日に何をしていたのか」ということを日記や写真で振り返ることができる。

左がon this day, 右は写真のカレンダー表示

今はスマホで簡単に写真撮影ができるようにはなったが、「写真を改めて振り返って見る」というきっかけが、あまりにも少ないと感じる。

撮ったら取りっぱなしで、スマホのカメラロールの中に埋もれっぱなし。それで、撮った意味はあるのだろうか?
振り返らない写真は、撮ってない写真とほとんど同じ意味になるのではないか?


振り返ってみることで、過去の自分と今の自分を比べられる。

過去の自分が悩んでいたことが、今の自分にはとっくに解決できていることだったりする。それは、自信を持っていいことなんじゃない?

コロコロ自分のやりたいことが変わっている気がするが、全体を見渡せば、実は一貫性のあることだと気づいたりもする。

一年前の自分とは言わず、たった一ヶ月前の自分ですら、今の自分とは違う考えを持っている。

そういうことを振り返る時間って、実は日頃あまりないのだと感じる。
だからこそ、あえて「振り返る時間」は必要なのではないか?


行き詰まったら、振り返ってみよう。きっと、思わぬ発見がある。

18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。