0053 今日もごきげんよう

松浦弥太郎さんのこの本が最近のお気に入り。

とっても優しい言葉が紡がれていて、
読んでいてこころがホッと暖かくなる感覚になる。

と思っていたら、
ちょっと切ない気持ちにもなる。

短い読み切りのテーマがたくさんあって、
そのどれもが、誰か素敵な人との出会い
人とのエピソードになっている。

そしてそのどれもが、
優しい思い出になっている。

家族以外の人とのエピソードでは
単純に素敵、ほっこり
そんな気持ちになる。

それが家族となると
途端にセンチメンタルになる。

いいなぁ、私もこんな関係に
なりたかったなぁって。

大好きな家族、
大好きなお父さん、お母さんに
見ててもらえる

これってすごく幸せなことなんだろうな。

こどもって、
とにかく「みて〜みて〜」って
言うもんね。

真正面から、見てもらえることが
嬉しいんだろうな。

視線を逸らさず、
スマホに気を取られず、
見て欲しいんだろうな。

見て欲しかったな。

子どもたちのことは、
ちゃんと見てあげたいな。



普段爆速で本を読みたいわたしだけど、
この本は一字一句丁寧に追いかけたい。

一字一句噛み締めたそのスピードを、
読み終わった後にも残しておきたい。

余韻を楽しめる本。

いつもせかせかしている私に、
落ち着いたペースを思い出させてくれて、
そのペースに持っていってくれる

大切な一冊になっています。

まだ読んでいる途中。

一気に読み進めず、
1日に1テーマずつ。

少しずつ読みたい。
(今日は2テーマ読んじゃったけど。)

本を読めるって幸せ。
優しい言葉に出会えるって幸せ。

今日もありがとう。

それではまた。

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