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メモ帳のはなし

Day9 最近怒ったこと

このテーマを見て、最初に考えたのは、"そもそも怒るってなんだろう"だった。わたしは、喜怒哀楽でいうと、喜と哀の感情が強いタイプ。突発的に腹を立てて怒鳴ることがほとんどない人間なので、どこからを怒っているというのか線引きがわからない。‥と思っていた。

日本語って難しい。
怒るという言葉からイメージされていたのは、怒鳴っている人の顔とか、イライラと声を荒げている人の姿である。
でも、"怒る"という言葉の持つ意味は「不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。」とのこと。腹を立てるだけで怒っているというらしい。そんなんしょっちゅうあるわ。私にも喜怒哀楽の怒の感情があることがわかった。

"怒る"とは
①不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。
②よくない言動を強くとがめる。しかる。

引用:コトバンク

最近腹を立てた話

ということで、ここからは、最近腹を立てた話をしようと思う。

知り合いに、感性がとても豊かで、行動力もあり、何よりアイディアマンなマーケッターがいる。素直にめちゃくちゃ尊敬しているし、この人の素晴らしいところを学び盗みたいと心底思っている。

この人はきっと私のLINEをメモ帳として使っている。お願いしてもないのに、色んなURLが送られてくるから、大量に来るタイミングは本当に鬱陶しいなと感じることもある(ので、最近ミュートにしてたまに眺めている)。ただ、よき情報が流れてくるのでやめてとは決して言わない。

とある金曜日。その人から「これ飲んだほうがいいよ。勉強になると思う。」とリンク付きで1通のLINEが届いた。そのリンクは、都内のとあるカフェのおしゃれなコーヒーの記事だった。いつもはURLだけなのに、珍しく「飲んだ方がいいよ」と日本語も書いてあったので、よほどのものだと思い、珍しく「週末行ってみます」と即レスした。

私はカフェではいつも、ブラックコーヒーかカフェラテか、たまにロイヤルミルクティーを飲むようなタイプ。初めてのカフェで冒険した商品を頼むなんて到底できる人間ではない。でも、これは尊敬する人から教えてもらった情報。先を見据えられるマーケッターになるためにはこれは飲んでおかねばならないと思い、その週末、1時間以上かけてカフェにいった。

久しぶりに珍しいものを口にし、心の底からおいしいと思うことができなかった(※私の口に合わなかっただけで、たくさんのお客さんが注文している、一般には愛されている商品)。
それでも、せっかく時間をかけて味わったものであるから、きちんと言語化し感想をその人に伝えた。

その人からの返信は、「え?なんのこと?」だった。いや、忘れてるんかーい。なんでやねーん。昨日のことやないかーい。本当にただのメモ帳だったんかーい。とちょっと腹が立った。「いやいや、飲んでみたらって教えてくださったじゃないですか」と伝えるとようやく思い出したようで、「ああ笑」と返ってきた。それに重ねるように、「いまこんな市場で、こんな風になっていくと思う」と情報が送られてきた。

まとまりのない話になった

聞いて。
この文章は元々、私のLINEを本当にメモ帳代わりに使ってたことがわかって腹が立っているという話をしようと思って書き始めたものである。でも、ここまで綴る中で、なぜか改めて尊敬の気持ちが湧いてきて、腹立つ気持ちがなくなってしまった。(人のLINEをメモ帳に使うのはどうかと思うが)
言語化って大切だね。

マーケッターは常に情報収集をして生きている。私もこの人みたいに鮮度高い情報に常に触れている人間になりたい。

文章力や表現力を強化するために、noteを書いてみることにしました。
自分でお題を探すことは苦しいので、いしかわゆきさんの書籍『書く習慣~自分と人生が変わるいちばんの大切な文章力~』にお題をお借りして、綴っていきます。不定期更新です。

おしまい。