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別所哲也さんのラジオ番組に出演

東京のFMラジオ局J-WAVEから「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」というタイトルで(月~木 朝6~9時)に放送されている番組でイギリスからのレポートをすることになりました!

番組の中の「GLOBAL SCALE」という5分コーナーでイギリス・ヨーロッパネタをリポートします。今回のネタはロンドンで開催されているCUTE Exhibition。

サマセットハウスという由緒ある建物では年間を通じて様々な展示会やイベントが開催されていますが、今年の第1弾は「CUTE」、現代文化における「かわいさ」の魅力を探求する大規模な展示会となっています。
アート作品だけでなく、ミュージックビデオ、ビデオゲーム、ソーシャルメディアのミーム、ぬいぐるみ、日本の漫画やキャラクターグッズなども展示されていて、世界中で広まった「かわいい」文化を詳しく検証しています。

火水土日:午前10時~午後6時
木金:正午~午後9時
月休
チケット:£18.50
イベント名: CUTE Exhibition
開催期間:2024年1月25日から4月14日まで
開催場所:Somerset House
Embankment Galleries, South Wing, Strand, WC2R 1LA

「かわいい(CUTE)」の歴史、日本文化でいかに芸術として取り入れられてきたか、Hello Kittyの50周年記念を祝う展示・ディスコ、少女漫画の歴史など1Fは楽しい雰囲気。



けれども、2Fに足を運ぶと一転して、不気味・こわいイメージの展示物が並んでいます。というのも、子供が悲しいときにはかわいいぬいぐるみを抱きしめたくなるイメージと関連してか、「いたいけない幼子」からさらに幼児虐待のイメージともかぶるようなアートもあり。


「かわいい/CUTE」にはSugar coated pill(糖衣錠)、つまり薬を飲みやすくするために外側を包む砂糖のような役割もあるようで、かわいさで戦略的に何かが隠されていたりもするとのこと。例えば道路閉鎖の案内にハローキティのグッズが使わるなど。「かわいい/CUTE」は、単なるポジティブな気持ちだけでもないことに気づかされた展示会でした。

イギリスでは、学校の学期の中休み、ハーフタームというお休みが2月の中旬に1週間あります。展示会を訪れたのは、ちょうどハーフターム中だったせいもあり、家族連れでにぎわっていました。でも、大人だけで来ている人も少なくなく、わたしは夫(50代、イギリス人)と行きました。夫は、実は昔からハローキティのファンでグッズとかもこっそり持っていて、今回のCUTE展示会のことももともとは夫から聞きました。夫の情報源はThe Economist誌の記事。Hello KittyとThe Economist誌。あまり結びつかないけど、それだけCUTE(かわいい)が世界的に文化として注目されているということなんでしょう。


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