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「人との出会い」が成功のカギ

起業する人の中には、「消極的起業」が案外多いらしい。消極的起業とは、就職活動がうまくいかなかったり、会社勤めが合わず、やむなく起業する場合をいう。

面白いのは、その結果、成功する人も少なからずいることだ。起業して初めて、自分が会社員タイプではなく、起業家タイプと気づくこともあるのだろう。

僕の場合は、パーキンソン病がきっかけでアメリカで起業したので、一種の消極的起業といえる。あるいは、発病的起業か。

ところで、統計専門家のサトマイさんによると、起業家にとって最初の難関は「ファーストキャッシュ」、つまり初受注という。

統計を専門するサトマイさんは、50人の起業家がどうやって最初の注文を獲得したか調べたところ、答えは「とにかく人に会う」だった。

サトマイさん自身も地元福島の商工会議所に挨拶に行き、仕事のアドバイスをもらったり、人を紹介してもらって、初めて統計処理の仕事をもらい、4万円の報酬を得たという。

僕も、初受注は前職でお付き合いのあったクライアントのカリフォルニアの転職先からいただいた。

次に、仕事が拡大するために必要なのが「リスポンスの速さ」。そして、実績と経験が「カタログ」になるという。僕のカタログも、クライアントの問い合わせを受けて日本酒のアメリカ輸出サポート、アルコール免許申請、リサイクルプログラム、FDA(米国食品医薬品局)レギュレーションなど、少しずつ増えてきた。

第一線で活躍してるように見える人も、地道に人に会って話をしているのか。僕もコンサルティング・ビジネスの成功を目指して「人に会う」「速いリスポンス」を意識していこう。

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