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昔のヤマハのピアノは何故、音が良いのか?

二年前私は、200名弱の生徒に囲まれエレクトーン・ピアノ音楽教室の会社取締役でした。中古ピアノ等の販売及び海外輸出も行なっていました。

演奏者でもあった私から少し悲しいピアノのお話しを・・・


昔のヤマハピアノの音色は良かった♪


それは


昔のヤマハ株式会社のピアノは、北海道北見市にある赤エゾマツの木をピアノの反響板に利用していました。


当時ヤマハグランドピアノ資産をえぞ赤松の反響板に用いてテスト開発をしたわけなんです。そして、販売化になったのです。


懐かしい発表会の舞台


残念ながら今は、その赤エゾマツの木材はなかなか入手することが難しくバイオリンや一部のギターに使われています。


現在の各日本のピアノ販売業者は、海外のあらゆる地域の木材を手に入れ製造しています。あらゆる地域の木材から生産国・地名などを表示することもある意味難しくなってきています。


当時の私です。


また、木材の乾燥状態についても、どこまで乾燥が出来るか?
非常に難しく、そして怪しくなっています。

それはピアノを製造して在庫として抱えることが難しいからです。
いつ売れるかわからない・・・
電子ピアノが現れてからの出来事です。


それだけ今ピアノが売れない・・・

電子ピアノの人気の事からなんです。


つまりパンフレットでの営業、商談で、お申し込みが入った時点で製造に入るわけです。

その時、慌てて作るような状態ですので使用する木材が乾燥木材であるかどうか・・・


この情報は実際に新しく製造されたピアノに触れた調律師からのお話でした。


このことから今は、中古ピアノが価値を上げてまた人気もあると言う事なんですね。
今、ご自宅にピアノをお持ちの方ピアノは宝物です。
大切にしてくださいね。

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