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正解かどうかではなく、あなたの感じ方が大事。

誰かや何かに対して
悲しかった、嫌だった、腹が立ったと思っても

自分の心が狭いのではないか、嫌だと思う自分の感覚がおかしいのではないかと、人は迷い、悩むことがあります。


本当はとても傷ついているし、悲しくて嫌だったという気持ちと
そんな風に思ってはいけないのではないか、という葛藤が苦しさを生みます。

自分の本当の気持ちと、正解不正解に当てはめる考えが対立して
気持ちの落とし所が見つからないのですね。


人の感じ方に正解不正解はありません。

誰かにとっては平気な事でも、自分にとっては人生で5本の指に入るくらい嫌なのだということもあります。

平気な誰かに基準を合わせるではなく
自分の心に基準を合わせてあげてください。


感じ方が人と違っても
それは心が狭いわけでも、感じ方がおかしいわけでもありません。

嫌なこと、悲しいこと、腹が立つこと。
嫌だったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと。

それらも「自分らしさ」
自分自身です。

私はこれが好き!も自分らしさ。
私はこれが嫌!も自分らしさ。

好きがポジティブ、嫌がネガティブに捉えられやすいだけで
どちらもエネルギーは対等、どちらもあって「私」です。


そうした気持ちを伝えられるなら、伝えたほうがいい時もあります。
しかし簡単に「伝える」が出来る人ばかりではありません。

「伝えなきゃ」と思えば思うほど
伝えなきゃ、自分が言わなきゃ、、と頑張らないといけない困難な状況を引き寄せます。


この世界には、表面化させるほうがいいこともあります。
その反面、この世界には言わないほうがいいこと、知らないほうがいいこと、明らめないほうがいいことも確かに存在します。

今後のために表面化させたほうがいいことは、放っておいても浮かび上がってきます。

過剰にいじりすぎず、掘り返しすぎず
違和感や小さな種が浮かび上がってきた時に丁寧に向き合う。

それは、適切に対処しながらも、事を荒立てないコツです。



本当に大切なのは

「嫌だ」と感じる自分の感じ方を否定しないこと。
「嫌だ」と自分が思うなら、それは「嫌」なのです。

そこに正解も不正解もありません。
あなたが「悲しい」ならば、それは「悲しい気持ちになったという事実」でしかありません。


感情はしっかり感じ切れば、自然と心は上がってくるもの。
流れも、気持ちも、無理をせずに自然に任せていれば必ずよい方向へと向かっていきます。

あなたの感じ方は、いつもあなたにとって正解です。


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石原そら
いつもサポートや温かいメッセージをありがとうございます✨