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空気読まない、察しない。それが無理なら動かない。(HSP、エンパスでも楽に生きる方法を見つけて楽になった私の話し)

空気を読める人、察することが出来る人は素晴らしい。

そんな時代もあったよね~と。


もう、空気読んだり察したりは必要ない

逆に言うと、『空気読んでよ』『察してよ』という言葉は、誰かに何かを求めている行為。それは自分の都合で。

(私の都合のいいように)空気読んでよ。

(私の都合のいいように)察してよ。

ということです。

空気が読めない、察しない人の方が悪者にされがちですが、都合のいいように動けと言っている方のエゴでしかないのですよね。


でも、空気読んじゃうし、察しちゃうし、それはもう気質だから仕方ないことだとも思います。


HSPさんや繊細な気質、エンパスさんなどの方は特に、周りの空気を読み過ぎたり、人の気持ちが丸見えで察しすぎたりして、先回りして負担を抱え込みやすい方が多いです。

そういう感受性はもう気質なので変えられませんが、どういう行動に出るかは変えられます。

私もHSP気質を持っているのですが、それで人との関わりが楽になりましたし、集団の中にいても平気になりました。

占い師をしているくらいですから、かなり色んなものをキャッチします。意図していても、いなくても。

でも色々試していくうちに、コツさえつかめばどんな時でも大丈夫なんだ、と気付きました。


空気は読んでしまう、察してしまう。人の気持ちが流れ込んでくる。

それはもう仕方ない、気質だから。

でもそこから、自分は動かないんです。


敏感な人が本当に苦痛になっていること

相手が求めていることが分かっても、何を言って欲しいか分かっても、やらないし言わないし動かない。

キャッチすることが辛い、しんどいと思うものなのですがそうではなく、キャッチしてそこから自分の心に反する行動をすることが苦痛になっているのです。


先に何でもキャッチしてしまうことのデメリットとしては

人の機嫌を取る、相手の気持ちのお世話をする、人が求めていることを先にやってしまう、キャッチしたものに対してネガティブになってしまう、などです。

これって、キャッチしたこと自体が問題なのではなく、キャッチしたものをどう扱うかの自分の意志次第というところもあるんです。


そこに気付いた私は、何を改善すればいいか考えました。

それまではキャッチしたくなくて、人との関わりを避けたり、人と一緒にいる時間を減らしたりしていました。それもいいと思います。それも大事です。

でも、本質はそこではなかったんです。


敏感気質のどこに視点を置き、コミュ障を改善したか

☆キャッチしたものを、ネガティブに変換する癖を改善すること。

嫉妬やネガティブエネルギーと言われるものは、それ自体が嫉妬だったりネガティブエネルギーであるわけではなく、嫉妬されている、ネガティブエネルギーである、と自分が定義付けしているだけなのです。

要するに、相手からちらっと感じるそれらを『ネガティブ』だと感じる『自分の中の何か』を手放す必要があるだけだったんです。

被害妄想、被害者意識、加害者を作って自分を肯定する、など、色んな意識があるはずなので。

私も全部、1つ1つを取ってきました。


☆人の機嫌を取る、相手の気持ちのお世話をする、人が求めていることを先にやってしまう、のをやめる。

これはもう、癖です。

そうしないと愛されないと思い込んでいる潜在意識です。これはやめればいいし、すぐには無理でも日々練習していくことでやめられます。

やらないと相手が離れてしまう、相手が嫌ってくる、相手が可哀相、不快な態度をする、などは相手の都合です。自分の行動や言動、態度なんて1つも関係ないことだからです。


私はこの2つを徹底して訓練することで、色んなものをキャッチしながらも健やかに生きられるようになりましたし、人と会うことや関わることへのストレスを感じなくなりました。


敏感気質であることは間違いないのですが、それをどう扱うかは自分次第なのだと改めて人体実験とお客さんの成長からの1つの結果として分かったことです。

そうしているとだんだんと、キャッチするものもネガティブに感じず、以前ならネガティブに感じていたものがポジティブに感じられたり、行動や言動のその人自身の真の理屈が分かるようになって、ストレスにならなくなりました。


すべては自分のフィルターを通してみている

嘘が分かる、悪意が分かる、こう思われている。

というのも、自分のフィルターでそう見ているだけなので、真実ではなかったりします。

私は嘘をつかれる人間、私は悪意を向けられる人間、私はきっとこう思われているだろう、という

それを真実とする自分がいる、ということです。


風の時代。

自分の出したものは返ってきます。

疑いには疑いが、自分への嘘は他者からの嘘として、自分への悪意は他者からの悪意として。私はこんな人間だというセルフイメージは、他者からの評価として。


どうせなら、そういう世界ではなく過ごしやすい世界がいい。

敏感さんは、自分が敏感であるというセルフイメージを変えていくことで、また世界が変わりますよ。

そしてキャッチしたものを扱えるスキルは敏感であっても関係なく、付けていけます。

そのためにはNOや、嫌なものは嫌、嫌なことはやらない、という勇気と覚悟を持つという強さを発揮することが大切だったんです。

NOが言いにくい人もいますが、そこは自分のことを守る強さなので、誰でも内に持っている部分である、まずはそれを自分で自覚することが大事。

そう思います。


HSP、みえるものもみえないものも何でもキャッチする、だからコミュ障だった私は、こんなことを実験してきて、今やコミュニケーションに長けていると言われるようになりました。

何より自分が生きやすくなりました。

敏感で、人との関わりを避けて生きるというのも悪くはありません。傷つきやすい人も確かにいると思うので。

でも人生は一度。どうせなら色んな人と関わって、楽しんで、酸いも甘いも、喜楽悲哀を誰かと共にするのも悪くはない、と思ったのです。

そのために私が色んなやり方を挑戦して、私はこんな結論を出せた、という経験談です。あてはまらない人はどうぞスルーして下さいね(*´▽`*)


※対人支援をしている方で、体調を崩しやすい、人のエネルギーを受けてしんどくなる、体調不良になった、という場合、キャッチしたものの扱い方を知らない、という人が多いです。ただそれだけなので、向いていないんだと思わないで下さい。上記のことをやれば、対人支援、エネルギーを受けやすいお仕事でも問題なくやっていけますから。





いつもサポートや温かいメッセージをありがとうございます✨