独立を決めたきっかけ。




本当にこの仕事が好きで
年数が経つにつれて

予約がどんどん取れなくなって
キャンセルしてしまったら
次に予約を取り直せるのが2ヶ月先や
3ヶ月先なんてざらにありました。



わたしはお客様の健康や美を守るために
施術してるのに
明日来れなくなったら
次に会えるのは2ヶ月後…
それってどうなんだろう。


と葛藤しながら
お休みの日も予約が取れなくなってしまった
お客様の施術をしに出勤することも。


わたしが望んでしていることなので
何も思わなかったけど
でも本当にわたしを必要としてる人たちは
指名してくださるお客様の中で
何人いるんだろう。。


と少し疑問に思うこともありました。



もちろんわたしの技術が好きで通ってくださるお客様もいて
でもわたしの技術に+αでお店の看板もありました。

そしてお店の設備も立地も完璧で。


今思えば、試してたのかもしれないです。

独立して本当に付いてきてくださるお客様って何人いるんだろうって。




それもあったのですが、
やはり第一に予約が取れないことが
わたしにとってモヤモヤしていた部分でした。



役職がつき上になればなるほど
サロンの内部を知り

『もっとこうした方が効率がいいのになぁ』
『もっとこうした方がお客様喜ぶのになぁ』

末端の意見が通るほど小さなサロンではなく
社長と話す機会も3年に1回くらい笑






そしてヘッドハンティングの話がきました。

出資者が現れたんです。



『君の仕事に対する熱量に感銘を受けて、応援したい。一緒にサロンを作ろう』と。



話は進んで、物件探しや商材探しまで。
がしかし…


結婚も控えていたため、
そのことを伝えると連絡が取れなくなりました。




わたしは悔しかった。
女を舐めてる。



わたしの力で、
自分1人の力でやってやると。


それからすぐに会社に辞めることを伝えて
裏で動き始めました。

日本政策金融公庫へ行き
融資の説明を聞いたり
事業計画書を作るために
沢山の勉強をしました。

もちろん同時に物件探し。

全て仕事をしながらです。






独立することを決めたのは
オープンから半年前の話です。



まず、そんな簡単に辞めさせてくれないですよね笑



60人近くいたサロンのスタッフの中で
売上も常に1位で、指名数も1番。


全国2000人いる社員の中でも
売上2位までになることもできたくらいですから
ちょっとやそっとじゃ辞めれなかった。
もちろん下の子を育てるという責任もあったから。





なんとかなんとか押し通して
3ヶ月後に辞めることが決まりました。



それから、融資が決まり
物件も決まり
使う商材を自分でプロデュースしたり
取引先の方と連絡を取ったり

わたしの背中を勢いよく
誰か押してくれてるのかな?ってくらい
トントン拍子に進んでいきました。






そして会社を辞めて
1週間後にお店をオープンすることができました。


今思い出そうとしても
どうやって半年間仕事をしながら動いてきたのか

会社を辞めてから1週間でどうやって準備してきたのか

思い出せないんです笑


でも…
本当に楽しかったということだけは
覚えてるんです。



そうして独立から3年半。
沢山のお客様からの応援を受けて
今も変わらず営業させていただいております。


『ついてきて良かった。』
『わたしをここに連れてきてくれてありがとう。』
『あなたに出会えて本当に良かった。』


わたしのわがままで環境が変わってしまったのに
このようなお言葉を言ってくださる
お客様に出会えたわたしは
本当に幸せ者だと思うしわたしの宝です。


素敵なお客様方に出会えたのは
勤めていたサロンのおかげだと
今でも感謝してもしきれません。。

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