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夏の名残あるうちに

台風がまた二つ、日本に少なからず影響を及ぼしている。

これは私のワガママでしかないのだが、先々週は海に行きたかったけれど波が高く海水浴は断念した。このときは家族二人だけだったし気を使う相手は特にいなかったのでまぁよかった。(いやダラダラと盆休みを過ごしてしまったが)

そして昨日は川遊びを予定していたのに、山は連日雨が断続的に降っていたようで川遊びは禁止とのこと。
前日、私事でバタバタしていたとはいえ出かける先のコンディションを確認しなかった自分に非があることはわかっているし反省しかないのだけれど。

連れて行く子達の希望で、あまり気乗りしない、しかも準備は万全とは言えないまま近場の海へ行った。というか先に川遊びを希望したのはそちらだったから、海という選択肢が私の中では無かったのだ。

自分の経歴上というか付き合い上、きれいな海には割と詳しい自負がある。
湘南でもあまり人がいないきれいな海はあるのだ。

人が多いエリアでアオとは言えない海のそばに小学生の頃住んでいた私からすると、かなりキレイだし海の本来の楽しさを味わうことができる海水浴場は幸せな気持ちにさせてくれる。

だからこそ、海に行くなら日焼け対策や海から上がった後の水などをしっかり持参するのが私のスタイルであり、川遊びとは前準備が全く違うのだ。

それをいきなり海と言われたものだから、もうそこでやる気は半減。
川遊びなら浸かっても膝下までなので水着は準備しなかったし(万が一濡れたときのために着替えやタオルは持っていったが)、ラッシュガードや日焼け止めもなし。それと前日までキツめだった月経のことも気持ちに影を落とす。

一旦帰るには時間も遅いので、もうそのまま向かった。
まぁかなり楽しく海水浴をしてくれた。
午前11時に着き、途中休憩を挟んで14時に撤収開始、と決めて。

楽しんでくれたのは良かったけど、あまり海遊びはしないというママさんに「自分の家族と来ていたら時間制限なく遊んでいいよだからなぁ」と言われ

いやいや、海って相当体力消耗するのよ。

時間決めないとつかれたことに気付かずに離岸流にのまれたり足つったりして事故につながるんだから。

特に子どもは際限なく遊んじゃうんだからそこは大人が止めないとね。

などの心の声は、そっと胸にしまい。

「思っているよりも体が疲れるし、帰りの道路のこともあるから」と説明して。

まぁやっぱり帰るときには「もっと遊びたかった!」を連呼されたけれど、そこは我が子のときもそうだったように心を鬼にした。

ママさんとは割と気が合うと思っていたけれど
やはり一回り歳の差あるし、育児方針は人それぞれで。
人のやり方を否定する気はない私としては、かなり気疲れした。

それに、帰宅してからの後片付け。

自分があまり楽しめなかった分、重ーい作業に感じた。
まぁ慣れっこだったせいか、サクサク作業して明るいうちにいろんなものも乾いたからオッケーだったけど。
海遊びのながれを私よりも海好きで海のそばに住んじゃってる先輩を見習って、自分で確立していたことに感謝した。

そして、
海はお盆前だな(子どもたち数ヶ所クラゲに刺されたようだった)、また来年リベンジしよう
今年の、夏の名残あるうちに、暑いうちに、川もリベンジしよう

と、誓った。


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