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消費税という名の悪夢 その8

§6 アベノミクスで失った物の数々

 アベノミクスという、今現在までの日本の経済政策は、この日本に何をもたらしたのであろうか?ということに、ここで、私は、言及したい。

 まず、アベノミクスの功績とは何か?ということを考えてみたいのであるが、今の日本において、アベノミクスの功績と呼べるものは何ひとつすらない。

 逆に、アベノミクスでは、この日本に、様々な弊害をもたらすことになった。

 まず、アベノミクスにより、日本経済のグローバル化を推し進めた結果は、それこそ散々なものであるが、日本の巨大企業が、現在、どのようになっているかを見れば、それは、一目瞭然であろう。

 世界中から、この今の日本は馬鹿にされているというのが実情だろう。

 また、日本国民の賃金の伸びも、過去20年間で、先進国の中で唯一マイナスになった国は、この日本だけであるという、散々なまでの結果をもたらした。

 この責任は、全て、今の国の主導者達の責任だと言えるが、自分の名前をもじった、この経済政策は、散々なまでの失敗に終ったと断言できる。

 アベノミクスで、国民生活はズタズタにされ、その上、金融機関の崩壊をも招こうとしていることも確かな事実である。

 極め付けは、現在のように、大企業の税制優遇という日本国憲法に違反した行為により、政府与党の事実上の選挙買収が行われているという政治腐敗そのものを容認する姿勢まで、国民感情の中にもたらす結果を生むことになっているではないか!

 このような今の政府与党を模範して、今の日本は、犯罪行為そのものが多発する世の中になっているというのが現実なのである。

 アベノミクスは、様々なこのような弊害をもたらしただけの日本経済における散々なまでの失策であったと断言できると思う。

 そして、その弊害の中でも、最も、酷いものは、日本人の経済的格差を助長する結果をもたらしたことであろう。

 そして、人々の労働は軽視され、人々の労働に対する意欲も半減することになった。

 まともに一生懸命、汗水垂らして、辛い労働に励んできた人々が経済的弱者となり、逆に株式投資等で、まともに働こうとしない人々が、経済的強者になるという、いわば、逆転現象が起こるようになったことは言うまでもない。

 このような、今の日本が、現在、労働力不足に陥っている背景には、このような、汗水垂らして一生懸命に働いたとしても、貰える給料は雀の涙ほどにしかならないために、まともに働くことを軽視する風潮が完全に出来あがっていることにあると少なくとも私は思うのである。

 これは、今の日本において、このような風潮を作り上げてしまった現政権の非常に大きな責任問題である。

 楽をしてお金を稼ぐ方法が、最も沢山のお金が稼げる方法になってしまっているから、今の日本人の労働力が減り、そして生産性が上がらない、つまり、GDPが全く伸びない状況を作り出している第一の要因なのである。

 これらの全てが、アベノミクスという経済失策で、今の日本が大きく失ってしまった非常に大きな損失であると私自身は考えるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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