「完璧主義でプライドの高い自分」という滑稽な過去の自分に送る言葉。
コンサルやカウンセリング中によく聞かれる言葉です。
・失敗が怖くて新しいことができない
・完璧主義なところがあるので、とりあえず行動と言われても、なかなか動くことができない。
このような方の多くは、成功談と失敗談を探すことに夢中になり、少しでも失敗談を目にすると「やっぱり失敗することもあるんだ!」と離脱するか、導入したとしても、猛烈に後悔するか、またはそれ以上は深掘せずに、せいぜい半年ほどでシャッターを降ろすか!
(私は以前そうでした。成功例を星の数ほど聞かないと不安だし、さらに失敗談が一つでもあると、不安の底から這い上がれない状態に!要は主体性がなかったということです。今は思考の大変換により、過去の失敗を生かして伝える役割にあるわけです。)
ぶっちゃけ「そんな暇あるんなら、やればいいじゃん!」ってなるのですが!
しかし、私にも過去に失敗事例があるので、そのあたりは雑に片付けたくない分野でもあります。
ただ「ビジネス」となると話は違います。
『失敗が怖くて動けない』というのは明らかに自分にとっては不利益なんです。
そして、失敗が怖い人の特徴は「自称完璧主義!」
「完璧主義と自称」している人のほとんどは、完璧を目指したいのではなくて、「単に恥ずかしい思いをしたくない」とか「自尊心が強すぎ」とかそれだけの問題であるケースがほとんどです。
プライドが傷つくのが嫌なんですよ。凄く気持ちがわかります。気持ちだけはわかります。
でもね?
「失敗が怖くて動けない人」はこんなに損するんだよという話を簡単にまとめますね!
・重要なチャンスを与えられなくなる
PDCAサイクルを参照に。
PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(評価)→ACT(改善)
何か行動を起こす時に最もNGなのが「何も動かないこと」です。
行動して検証するというステップを繰り返してアクションの精度が上がるのに、「動く」がなければ何も生まれません。
従って、何も動けない人というのは『仕事を振っても何も生み出してくれない人なんだ』という評価を下してしまいます。なので、外部から与えられるチャンスの総量も自ずと減りますね。
・「成功」と「成長」からどんどん遠ざかる
大なり小なり、1つのプロジェクトを成功に導くためには『失敗から学ぶ』ことが大切です。なので失敗が怖くて動けない人は『失敗もしないけれど、成功もしない』ことになります。
・優秀な人からの信頼が損なわれる
世の中の何かを成し遂げる人の大半の優秀な人は、どんどん行動を起こして失敗という名のデータを集め、更に良いアクションを起こそうと改善思考の強い方ばかりです。失敗が怖くて行動できない人は『イケテナイ』と認識されてしまいます。優秀な人は『誰といるか』を重要視しますので、優秀な人からの信頼を損なわれるほどデメリットなことはありませんね。
・自分に自信が持てなくなる
自分を守るために、自らを行動から引き離していてばかりだと、そもそも経験を積めません。『失敗が怖い』って、情報や経験値があれば、その恐怖から幾分和らげることができます。
「あの時のミスで失敗したから次からは気をつけよう」
「自分こういう傾向で人を傷つけるから気をつけよう」
そうやって行動を起こさないと、実体験や経験値を重ねることができません。
だから失敗がますます怖くなるんですよ。
そこで私が「もう、これやーめた!」ってことを紹介します。
・周りの目を気にして生きることをやめて、自分が幸せになった方が良いと気づいて行動した。
・失敗を見られることよりも、失敗しないように行動から逃げる自分のダサさと痛さを知った。
・ハンディキャップがあるからと『できない理由』を挙げることを辞めた。
・とりあえず、30点でもいいから行動する!100点取れるまで準備するのはやめた!準備している時間の方が無駄だったり、準備しているうちにテストが終わってしまった(旬を逃した)こともしばしあったので。
そしてこれがイチバン改めた思考変換です。
「今が最悪の状況ではない」
ハンディキャップがあっても、とりあえず生きている。
自分にとって一番最悪な状況は、
「自分と一緒にいたい人といられなくて、やりたいこともできずに年老いてゆくこと」
ああ、これに尽きます。
まとめますと、私の場合は、完璧主義とプライドを捨て去って本当に楽になりました。以上は、今までのダサかった過去の自分へのメッセージです。
10年後の私は、今の私にどんなメッセージをくれるのかな。
こんなこという今の私だけれども、
10年後の私からみたら、
まだまだ今もダサいかもしれないけれど、
行動しているだけ、赤点はないと思うんだな!
https://hiroko.fun/kyoumototaiga/
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