まあ短歌

天井をぶち抜く視線で見上れば正午の太陽地下二階

思い出はあるかあらぬか見えぬからわたしは髪を伸ばし続ける

雨晴れてふやけた蚯蚓の骸(なきがら)をレインブーツで踏むまいとする

「太陽のせい」と嘯く何もかもうつくしい朝晴れている朝

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