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クルーズ下船者が感染 待機終了後、新型ウイルス初確認

 栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。

船内待機期間を終えて19日に下船したばかりであった。下船前の検査では陰性であり、発熱などの症状もなかったそうだ。

下船後にウイルス感染の確認という事になってしまった今、私は国の対応にミスがあったのではないかと感じる。

そもそもコロナウイルスの体内潜伏期間というのは信用性があるものだったのだろうか?

 今回の新型コロナウイルスについては、まだ抗ウイルス薬などは存在しなく、ウイルスに関してどこまで解明されているのか不明確だが、あまり症例もない今、潜伏期間というのは何を基準に決めているのだろうか疑問に思う。

 この潜伏期間に信用性がない限り、下船させるという判断は早かったのではと思う。しかし、クルーズ船に乗っている方々は長い期間クルーズ船に滞在している為、不自由な生活を強いられている事を考えると、下船させるという判断は致し方ない事だとも思う。

 クルーズ船から下船させると判断した厚生労働省。その判断については上記の通り、批判はしないが、下船させた後の対応が非常に問題である。

それは

下船させた後、公共交通機関を使用し帰宅させた

ということだ。

 何が問題なのかは一目瞭然だと思う。
なぜ、公共交通機関を使用させて帰宅させたのか?
100%ウイルスが潜伏していないと考えていたのか?など疑問が湧いてくる。

 もし、今回感染が確認された女性が触れた吊り革などから、また感染者が増えてしまったら、、などと考えるととても恐ろしい事である。少なくともこの感染者は防げた感染になるからである。

 クルーズ船に乗船していた方々には大変申し訳なく、失礼に当たるかもしれないが、極力外出は避けて欲しい。
 差別しているように聞こえてしまうが、これ以上感染者を増やさないためである。

 オリンピックを控える日本。今、日本各地で感染者が見つかり、イベントの中止など影響が出ている。巷では、オリンピック中止なんていう声も聞こえてくる。
 オリンピックに関しては、アメリカのオリンピック放映権の問題で中止になることはまず無いと私は思っているが、IOCも何かしらの対応とアクションをしなくてはならないタイミングなのではないかと思う。

 オリンピックが中止になる事を考えたくはないが、仮に中止になってしまった場合。アスリートとの方々はとても悲しい思いをするだろう。また日本にとっても大きな損害。
そうさせない為にも、今後の日本の対応とIOCの対応に期待して、終息を祈りたい。

早く終息してくれ、、、

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