8月7日の朝HIROSHIMAで in HUTO GRAPHER28
弔う魂なき人々の喧しさを避けて翌日
朝まだきの時刻 初めて原爆ドームに赴く
ひとりびとりのひとごとに
ひとりびとりのいのちあり
生まれて生きて楽しんで苦しんで笑って泣いて
ひっそりと朽ち果てる事を奪われたひとびとに
ひとりびとりのひとごと に
ひとりびとりのいのちありき
今はただ骸のかたまりとなってたたずむばかり
鎮める言葉のひとつとして思い浮かばない彼岸
生涯でただ一度行き場を失った憤怒を覚えた日
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