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度数の合わせ方(屈折矯正の原理)

まえがき

このテキストの内容は「役に立つ眼鏡のテ基スト」とあるように、
基本的には眼鏡屋の新人向けです。
未経験で眼鏡屋に就職して、入社前研修を受ける人もいるでしょう。
またはOJTと称する現場実戦教育で仕事を覚える人もいるでしょう。

教わったけれど、ちょっと自信が持てない方を対象にしています。
または、眼鏡に興味関心のある一般消費者の方にも参考になれば、
と思っています。

眼鏡屋の仕事は、ありがたい事に、お客様からお礼を言われる事が
多い職業だと思います。

お客様からチップを貰ったり、お菓子や嗜好品をいただいた事が
何度もあります。

チップに関しては、お金はいただけない事になっております。
そう何度も連呼して、暗に違うものを示唆した事も再三あります。
( ̄∇ ̄)

お客様に感謝され、あまつさえ贈り物さえいただける。
それが目当てではありませんが、仕事に対するプライド、やる気。
そういうモノもいただけました。

眼鏡学校の学生さんや卒業生、ある程度の経験者には基本の基本ですから
物足りない人もいるでしょう。しかし、改めて復習する資料としては参考に
なると思います。

この「レンズ交換法」の資料に限りませんが、基本にあるのは、
この「マナーとスキルのマトリックス」です。

✕マナー、✕スキル。
レベルⅠ:二度と来なくなる。悪い評判(グチコミ)が立ち先細りになる。

✕マナー、◯スキル。
レベルⅡ:感じが悪いので、いつの間にか客足が遠のく。

◯マナー、✕スキル。
レベルⅢ:何度も足を運んで頂けるが不満がくすぶる。

◯マナー、◯スキル
レベルⅣ:再購入・クチコミのお客様が増える。

「役に立つ眼鏡のテ基スト」のバックボーンにあるのは、
この「マナーとスキルのマトリックス」のレベルⅣです。


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