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恒星パランから見るソーラーリターン_2022&2023

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


明日(7/25)の3:33にソーラーリターン(太陽回帰/トランジットの太陽が出生図の太陽の位置に戻る)を迎えます。


誕生日からの1年を占う、ソーラーリターン図(太陽回帰したタイミングの天体配置図)については下記記事で読み方をまとめていますので、ぜひご参照ください。


誕生日の1週間前くらいに、こちらの記事を読んだのですが、「出生図以外でもパランを見れるんだ」と知り、自分のソーラーリターン図(ソラリタ図)のパランを読んだら面白いかも、と思いたち、検証してみることにしました。

四季図や月相図のパランを見たり、マンデーン的に、歴史が変わるような節目の出来事、特別な事態等のイベントチャートのパランやスカイマップを見るのもおもしろいと思います。

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1.出生図のパラン

ソラリタ図のパランを見る前に、出生図のパランを確認しておきたいと思います。

以前、アメブロで、「恒星占星術パーソナルリーディング講座」を受講した際の振り返り記事を書いていますので、よろしければこちらもご参照ください。


恒星パラン表

ASTRO.COMで出力した、出生図の恒星パラン表がこちらです↓
(恒星パラン表の出し方は上記アメブロ記事でご確認ください)

恒星パラン表(出生図)


たくさんある恒星パランの内、特に大事なのが以下になるので、これらに絞って見ていきたいと思います。

✓ヒライアカルライジングスター:出生日の日の出と共に昇った恒星
✓ヒライアカルセッティングスター:出生日の日の出と共に沈んだ恒星
✓アングルに接する恒星
✓ライツ(太陽と月)とパランになる恒星
✓alhの記号が付された恒星:太陽と一緒に昇った恒星
✓cpの記号が付された恒星:夜の間中地平線の上にある恒星


ヒライアカルライジングスター:キャラクター、本質、看板、こういう人生を歩んでいく

ヒライアカルライジングスターは、生まれた日に太陽が昇ってくる直前に上昇した星で、私たち自身のキャラクターや本質を示し、その星が意味する人生を歩んでいくことになります。

私の場合は、ふたご座の「アルヘナ」で、これは2022年ソラリタ図でも変わりませんでした。
2023年は仕事の予定が変わり、急遽宮古島でソラリタ(=誕生日)を迎えられることになったため、違っています。

アルヘナはふたご座のかかとの星で、「進む人」「考えを広める」という意味があり、太陽の上昇と同時に昇るときは、

強い目的意識を持って生まれた人物、使命や考えに自分を合わせる、人生を導く天職がある。ずばりと言う才能がある。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

通常の出生図でも、9ハウスに太陽・水星・土星の3天体があるステリウム状態なので、何かを広めていきたいというのがパランにも現れていて、納得でした。


ヒライアカルセッティングスター:救済の星

ヒライアカルセッティングスターは、生まれた日に太陽が昇る直前に西の地平線に沈んだ星で、ヒライアカルライジングスターの人生を歩む中で、トラブル等に見舞われた場合に、サポートしてくれる星です。

私の場合は、へびつかい座の「ラス・アルハゲ」で、これも2022年ソラリタ図でも同じセッティングスターになります。

ラス・アルハゲには「治癒する人」という意味があり、太陽の上昇と同時に沈むときは、

治癒する場所に導かれていることを発見する、調和とバランスの重要性を苦労して学ぶ。自らを癒すことを学ぶ。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

私の場合、会計と占星術という何とも相いれないものを両方扱っていたり、出生図のサビアンシンボルでも「2」がつくもの、バランスを取って統合していくことを意味するものが多く、どちらかに偏らず、中庸を目指していくことが私を救う道でもあるのだと思います。


アングルに接する星

ホロスコープのアングル(ASC-DSC軸、IC-MC軸)にピタッと位置する星です。

アングルと言えば、天と地がつながる、物事が現実化するポイントでもあり、ここに星がある場合、とても強く働くことになります。

ここに星がない人もいますが、私の場合は、うみへび座の「アルファード」みずがめ座の「サダルスード」が該当します。

アルファードには「蛇の心臓」「強迫観念」という意味があり、出生時の軸に星が影響を与える場合、

人生への直接的でまじめで強力なアプローチ、そのアプローチは物質的な世界に激しく注ぐ。冷酷なときもあれば性的なときもある。最悪の場合には復讐心さえある。肉体的に強引でまっすぐである。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

確かに曲がったことは嫌いですし、基本真面目にコツコツやるタイプなので、その通りだと思います。
DSCそばにある、出生図のチャートルーラーの牡牛座♉/火星がそのエネルギーを受け取っているようです。


また、サダルスードには「幸運ななかでも最も幸運な、自然の共感」という意味があり、出生時の軸に星が影響を与える場合、

幸運な人物、生まれながらの身体的な才能がある人物。無事に窮地を脱することがよくある人物。賢明に無償で問題から浮上することのできる人

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

当たり前に思えてしまいますが、この年まで生きていることが何よりも奇跡だと思いますし、きっとサダルスードのご加護の下、数々の窮地から守られてきたのだと思います。
これはICそばにある、水瓶座♒/月にも影響があると思うので、まさに自分の生活がそんな風に守られていることに感謝しかありません。


太陽のパラン

ライツ(太陽&月)のパランは自覚しやすいと言われており、私の場合はセッティング期(60歳以降に影響する星)ふたご座の「ポルックス」ローワーカルミネーション期(潜在的に働く星、年をとってからの方が効き目あり)かみのけ座の「ディアデム」が太陽のパランとして登場します。

ポルックスには「つらい洞察を経たのちの知恵」という意味があり、太陽のパランになる場合、

調査員、発明者と目される。最大の挑戦、最大の成長の道を選ぶ。障害と闘う道。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

どこまで出来ているかは疑問ですが、子供の頃、父親に「苦しい道と楽な道があったら、苦しい道を選びなさい」と言われて育ちました。
出生図でもハードアスペクトが多いので、楽して手に入るものに価値を感じづらく、自分でもたまに、「何でこんなに自分でハードルを上げているんだろう?」と思わないときもないですが、ポルックスの影響もありそうです。


また、ディアデムには「女性の犠牲」という意味があり、太陽のパランになる場合、

すすんで犠牲を払う、他者のためになるように計画された一連の活動を引き受ける人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

そこまで立派な人間にはなりきれませんが、獅子座♌/太陽は天秤座♎/冥王星&射手座♐/海王星と小三角形になっており、それ以外では天秤座♎/天王星とサイン違いのスクエアで、太陽がトランスサタニアンとしかアスペクトがないことから、どうしても個人的な幸せだけでは満足できないところがありますし、自分が生まれ持った才能もあくまでも借り物でそれを世の中に活かさなければいけない、という想いは強いのかな、と思います。


月のパラン

私の場合はスターライジング期(生まれてから30歳くらいまでに影響する星)ペガスス座の「マルカブ」セッティング期(60歳以降に影響する星)はと座の「ファクト」ローワーカルミネーション期(潜在的に働く星、年をとってからの方が効き目あり)てんびん座の「ズベン・エルゲヌビ」が月のパランとして登場します。

マルカブには「ペガススの鞍」「安定している」という意味があり、月のパランになる場合、

感情的に矛盾のない。不変の献身。実際的な方法で他者の必要とすることに奉仕しようと努める。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図では、自分のアイデンティティに関わる、獅子座♌/太陽-水瓶座♒/月-蠍座♏/ASC-(チャートルーラー)牡牛座♉/火星がオーブを無視すれば、不動宮のグランドクロスを形成していて、自分の中の葛藤を長期的な視点からどう折り合いをつけるか、ということで物事を判断しているので、そんな所が「感情的に矛盾のない」という部分につながるのかな、と解釈しています。


また、ファクトには「鳩」「探検する」という意味があり、月のパランになる場合、

場所や考えにロマンチックである冒険者。わくわくすることへの渇望、スリルを求める人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

9ハウスのステリウムというところが、ワクワクすることへの渇望にもつながっていそうです。

ファクトには「alh」のマークが付されていますので、特に影響度が強そうです。


最後、ズベン・エルゲヌビには「南の天秤皿」「奉仕活動家」という意味があり、月のパランになる場合、

他人に助けを与えたいと欲する人物。女性や子供と一緒に働く。友人を助けるために働く人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

蠍座♏/ASCのもう一つのルーラーの天秤座♎/冥王星が11ハウス(水瓶座♒/月のナチュラルハウス)にいますし、10ハウス的な社会的成功のその先にある、志を同じくする仲間との理想的な未来、というのはこれからの私にとって、さらに重要な意味を持ってくる気がしています。


alhの記号のつく星

「alh」の記号がつく星は、太陽と一緒に昇った星でもあり、他のパランよりも影響が強くなります。

私の場合は上述の、月のパランとなるはと座の「ファクト」、火星や海王星のパランとなるうみへび座の「アルファード」が該当します。


アルファードは出生軸にも接していましたが、「ブレイディの恒星占星術」によると、火星のパランになる場合には、

目標を達成するために積極的な態度を取る。情熱的な環境保護主義者であり、役に立ちたいという願望が他の集団に損害を与えかねない。

「ブレイディの恒星占星術」

とあり、海王星のパランになる場合には、

他者の霊的、あるいは創造的な人生を改善したいという欲求、強い宗教的な見方をもつ、改宗する傾向。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

他者の人生を改善したいというと、何ともおこがましい感じがしますが、占星術を利用して、各々の魂が決めてきた人生を生きて輝いてほしい、という想いを占星術用のHPのメッセージに綴ったのも、3回も登場する、アルファードの影響を強く受けていたのかもしれません。


2.2022年ソラリタ図のパラン

恒星パラン表

ASTRO.COMで、2022年ソラリタのタイミングで出生図登録し、出力した2022年ソラリタ図の恒星パラン表がこちらです↓

ヒライアカルライジングスター:キャラクター、本質、看板、こういう人生を歩んでいく

上述のように、こちらは出生図と同じく、ふたご座の「アルヘナ」です。

ソラリタを迎える場所によっては変わる可能性がありますが、新潟と東京の距離では影響がありませんでした。


ヒライアカルセッティングスター:救済の星

こちらも出生図と同じく、へびつかい座の「ラス・アルハゲ」です。


アングルに接する星

ソラリタを迎える時間が出生時間とは変わるので、こちらは出生図と異なり、2022年のソラリタ図では、しし座の「ゾスマ」が該当しました。

ゾスマには「ライオンの背中」「犠牲者にすること」という意味があり、アングルに星が影響を与える場合、

犠牲者、迫害されていると感じる人物、人々を助けることにかかわる。”救われる”という考えで自分や他者のためにより良い生活を求める。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

先日、こちらの記事で、ワクチン被害者の慰霊のデモ行進に参加したことを書きましたが、昨年の水瓶座満月の頃に子供にもワクチンがほぼ強制された頃から、コロナの茶番に関する情報をシェアすることに力を入れてきました。
家族にもそういった問題を指摘した書籍を何冊も送りました。

本当に腹の立つことばかりで嫌になりますが、70年以上も前に、「お国のために」と犠牲になった方々の想いを無駄にしないためにも、自分が生まれたときよりも少しでも良い社会に変えて、次の世代にバトンタッチしていきたいという想いが強まった1年でした。


太陽のパラン

2022年ソラリタ図では、おおいぬ座の「ムルジム」アンドロメダ座の「ミラク」ふたご座の「ポルックス」かみのけ座の「ディアデム」が太陽のパランとして登場します。

ふたご座の「ポルックス」かみのけ座の「ディアデム」は出生図でも太陽のパランでしたが、おおいぬ座の「ムルジム」アンドロメダ座の「ミラク」は初登場です。

また、ムルジムには「alh」の記号もついていましたので、影響が大きかったと考えられます。


ムルジムには「アナウンサー」「話をしたいと思う」という意味があり、太陽のパランになる場合、

意見を述べたいという願望。メッセージ、ビジョンまたはシェアする必要のある考えをもった人物とみられる。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

現在、毎日Twitterで翌日の星の動きをつぶやき、その後振り返りをしているのですが、それを始めたのが2022年ソラリタのタイミングでした。

ハードな星回りの中でも、それをどう上手く使っていくかということを常に意識して書いてこれたのも、ムルジムのおかげと言えそうです。


また、ミラクには「受容力のある女性と寛大さ」という意味があり、太陽のパランになる場合、

人生から苦痛や醜さを取り除きたいと思う。美に興味を抱く。合意を築き、共感を得る才能。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

いまいちピンと来ないものの、受容力という意味では、起こった嫌な出来事に関して、「もう次のステージに行くために仕方ないんだな」と強制的に受け入れざるを得なかったことが多かったように思います。


月のパラン

2022年ソラリタ図では、さそり座の「アンタレス」が月のパランとして登場します。

アンタレスはロイヤルスターの一つで、「蠍の心臓」「強迫的な情熱」という意味があり、月のパランになる場合、

感情的な混乱、すすんでドラマに直面しようとする心持ち。家族の事柄や健康の問題に強迫的になる。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

進んでドラマに直面しようという気持ちはさらさらありませんでしたが、人間関係においてはなかなかハードな1年で、感情的にかなり揺さぶられた1年だったと思います。


alh・cpの記号のつく星

2022年ソラリタ図では、上述の太陽のパランとなるおおいぬ座の「ムルジム」、土星のパランとなるはと座の「ファクト」こと座の「ヴェガ」、天王星のパランとなるうみへび座の「アルファード」が該当します。

ファクトは出生図の月のパランでしたが、土星のパランになる場合には、

大きく困難な計画を引き受ける。ほかの人があえてやらない、あるいはできない計画をすすんで引き受ける。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

困難な計画を引き受けたことはなかったですが、自分の占星術の学びをまとめた、「Usako Note」をリリースしたり、自分なりに負荷をかけて挑戦した1年だったように思います。


また、ヴェガは夏の大三角形の一つで織姫の星でもありますが、「堅琴」「魅力」という意味があり、土星のパランになる場合、

権力を手放さないでいられる支配的な人物。人物としての影響力または強力な人脈によって他人に権力をふるう。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

特に権力をふるうような場面はなかったと思いますが、5月に宮古島で夏の大三角形を見てから、東京でも夏の大三角形を発見できるようになり、特に一番明るいヴェガとはご縁のある年になりました。

最後、アルファードは出生図で3回も出てきた恒星ですが、天王星のパランになる場合には、

普通の人を助けたいという欲求、人々の生活をより良くする計画にかかわる。子供たちや困窮している人々の擁護者。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

これは上述した占星術のHPに載せたメッセージや、コロナの茶番を何とか終わらせたいと奮闘した所に通じるように思います。


恒星パランからソラリタを見たのは初めての試みでしたが、思いの外、影響を受けていたのが確認できました(^^♪


3.2023年ソラリタ図のパラン

恒星パラン表

ASTRO.COMで出力した2023年ソラリタ図の恒星パラン表がこちらです↓

ヒライアカルライジングスター:キャラクター、本質、看板、こういう人生を歩んでいく

宮古島だと、日の出や日の入りも1時間くらい東京より遅いはずで、ヒライアカルライジングスターは、こいぬ座の「プロキオン」です。

プロキオンには、「先んじてあらわれる者」「移行する事柄」という意味があり、

プロキオンは比喩的に花火に似ている-見るには素晴らしく表舞台に立つが、すぐに消えていく。この星が示唆するのは、機会が出現したら、そうした機会をつかまえなければならないということである。なぜならそれらは届くやいなやたちまち消えてしまうからである。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述が続いています。また、太陽の上昇と同時に昇るとき、

自分の足から着地する方法を知る、拡大する意欲があり人生に多くの選択肢を加える。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

私が今年の誕生日を宮古島で過ごそう、と決めたのはホント4日前のことです。
既に終わっているはずの仕事がドンドン後ろ倒しになっていて日程変更しなければならなくなったおかげで、自分の誕生日はクライアントワークではなくなったため、それなら、何とか調整できるのでは?と無理くり詰め込みました…。

それがプロキオンを花火に喩えた記述に重ね合わせると、何とも興味深いな、と思います。


ヒライアカルセッティングスター:救済の星

ヒライアカルセッティングスターは、りゅう座の「トュバン」です。

トュバンには、「守護する竜」「貯えるか守る」という意味があり、太陽の上昇と同時に沈むときには、

所有する物事に価値を置くようになる。精神的にも身体的にも生活様式を守る。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

ライジングスターのプロキオンには「着地」、トュバンには「所有」とのワードが入っており、地に足ついた部分が私を救ってくれる1年と言えそうです。


アングルに接する星

2023年のソラリタ図では、ペガスス座の「シェアト」おおぐま座の「ドューベ」コップ座の「アルケス」ペガスス座の「マルカブ」が該当します。

マルカブ以外は出生図では1つも出てこない恒星なので、やはり1,800キロも離れた場所だと、影響を受ける星も随分と変わってくるようです。

シェアトには「知への愛」「真実の探求者」という意味があり、アングルに星が影響を与える場合、

身体的に能力がある、または天与の才能がある人。新しい知識をつくり出し、又はそうした知識を活用することに関係する人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

宮古島でソラリタ図を出力すると、ソラリタ図のASCが出生図の双子座♊/バーテックス(周囲から求められる役割)と重なっています。
年齢調波図でも双子座が強調されていたので、知識を活用していくことが強調されるのは間違いなさそうです。

二重円(内側:出生図、外側:2023年ソラリタ図)

また、トランジットの蠍座♏/バーテックスも出生図の蠍座♏/ASCと重なっており、この1年が社会から求められる役割とともに始まっていく要素が強いのかと思います。

ドューベには「古代の動物の女神」「受動的な強さ」という意味があり、アングルに星が影響を与える場合、

整然としたアプローチを尊重する生活様式。長い時間にわたって集中を維持できる。動物や自然とつながっている人としてみられる。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

年初や春分には全く思い描いていなかった宮古島に既に2回も訪れているくらいですから、確かに自然とのつながりを重視している現れですね。


アルケスには「大切なものを運ぶカップ」という意味があり、アングルに星が影響を与える場合、

概念や元型を代表しているように見られ、他人のために計画を実行する。自分自身として見られるよう努力する。業績が人生を打ち負かすことがある。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

どんな貴重なものを運んでいけるか、楽しみです。


最後、マルカブは出生図の月のパランでもありますが、アングルに星が影響を与える場合、

他者が利用できるものをつくり上げる。身体的、精神的に忍耐力があり、信頼性がある。人々の行動がもっと先の変化を起こす種である。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

「他者」というキーワードはアルケスにも出てきましたし、ASCにバーテックスが関わってくるということは、やはり人のために動いていく1年になのだと言えます。


太陽のパラン

2023年ソラリタ図では、てんびん座の「ズベン・エルゲヌビ」エリダヌス座の「アケルナル」が太陽のパランとして登場します。

ズベン・エルゲヌビは出生図の月のパランでもありますが、太陽のパランになる場合、

社会的良心のある人、奉仕活動家であり、社会的な主義のために働く人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

ソラリタ図のASCと出生図のヴァーテックスが重なっている時点でそうなのだろうというのはよく理解できます。


また、アケルナルには「危機をくぐり抜けた後の変化」「素早い終結」という意味があり、太陽のパランになる場合、

危機状態を処理する、あるいはそのなかで生きる。自分と危険を同一視する。危機管理能力を必要とする、素早く変化する状況にいる。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

ライジングスターのプロキオンにも素早い動きが求められていましたが、ここでも素早い対応が求められており、不動宮の強い私にとってはなかなかハードルの高い1年になりそうです。


月のパラン

2023年ソラリタ図では、はくちょう座の「デネブ・アディジェ」さそり座の「アキュレウス」おおいぬ座の「シリウス」が月のパランとして登場しており、なかでもデネブ・アディジェにはcpの記号が付されているので、影響が一番強そうです。

デネブ・アディジェには、「シャーマンの星」「霊的な戦士」という意味があり、月のパランになる場合、

社会の期待とは異なった道を歩く。自分の信念にしたがうために他の人の期待に反して進む。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

ずーっと、他者のため、周囲から期待される役割を・・・というメッセージだったのが、ここにきて、真逆のことを言われて正直戸惑っていますが、社会から求められることに違和感のようなものを感じて、それを振り払わねばならないようなことが起こるのかもしれません。


また、アキュレウスには、「建設的な批判」という意味があり、月のパランになる場合、

困難辛苦を経験することで思いやりのある人物になる。女性とのあらゆる困難、恋人、女きょうだい、友人、母親または同僚のいずれであれ。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図の木星のパランでもあるのですが、ジュピターリターンして3ヶ月後に迎えるソラリタでもあり、自分の持つ木星の要素が強く現れるのかもしれません。


最後、シリウスには、「すばらしいもの」「不死の探求」という意味があり、月のパランになる場合、

親愛の人物と長続きのする瞬間をつくりたいという願い。愛する人に自分のエネルギーを与える。別の人の成功を求める。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

シリウス、という響きだけで心が躍りそうですが、やっぱり誰かのために尽くすような1年ということになりそうです。


alh・cpの記号のつく星

2023年ソラリタ図では、上述の月のパランとなるはくちょう座の「デネブ・アディジェ」、水星のパランとなるいるか座の「スアオロキン」、天王星のパランとなるりゅうこつ座の「カノープス」が該当します。

スアロキンには「知的な遊び好き」という意味があり、水星のパランになる場合には、

真実や事実と遊ぶこと、世界の異なる見方。パズルや知的課題の愛好家または言葉を巧みに操る人。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

ソラリタ図のASCが双子座ですし、年齢調波でも双子座が強調されている点、スアロキンが双子座のルーラーの水星のパランになっている点からも、知的好奇心がかなり刺激される1年になりそうです。


また、カノープスには、「偉大な水先案内人」「支配的な指導者」という意味があり、天王星のパランになる場合、

一般の大衆と共に働く。社会一般の問題に対処するか、社会に忘れられた人々を助けようとする。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図とソラリタ図の二重円では、ソラリタの12ハウスが出生図の7ハウス~8ハウスの対人関係の部屋と重なっていましたので、他者との関わりの中で普段目にしないようにしていたものと関わることが増えるのかもしれません。

恒星パランからも、誕生日からの1年間を思い描くことができて、充実した1年を過ごせそうです(^^♪


最後までお読み下さいまして、ありがとうございます♥

占星術コンサルティングのメニューの一つである、「魂の目的」では恒星パランの情報も踏まえて、リーディングさせて頂いておりますので、気になる方はぜひご活用ください。

今回、参考にさせて頂いた書籍はこちらです↓



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