中古の軽自動車コンプレックス

町を走るあの黄色いナンバー、そう軽自動車

昔は女性の乗り物のイメージが強く「軽自動車に乗る男はダサイ」なんて言われていたけれど、今では男女問わず普通に乗り回されている。

軽自動車に乗るメリットは色々ある。
税金や車検費用が安いとか小回りが利くだとか登録の手続きが簡単だとか

コスパが重視される現代では持っているだけでお金のかかる車は「負債」扱いされがちなので、年々販売台数は落ち込んでいる。(これにはコロナ禍や半導体不足も響いている)

特に新車の普通車なんてのはもったいないの権化である。
その対極にいるのが中古の軽自動車、お金のない私のような人間が買う車なのだ。

私は今まで中古の軽自動車にしか乗っていなかった。
別に走れればそれでいい、いいのだが、十年近く乗って来てふつふつとある感情を抱くようになってきた。

そうコンプレックスである。

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