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アフタービールタイム『ミツトヨ測定博物館』

しっかり休もうと決めていたライブの翌日にまさか機関車を見に行くとは思ってもいませんでしたが、ライブ後の開放感のせいかなんとも足取りの軽い私でございます。
(機関車を見に行った時のお話はこちら↓『アフタービールタイムEF65おつかれさま』


さて、ノギスについて。そう、幅を測るアレです。測る仕事の方にとってはマストアイテムのひとつ、そんなノギスを私は今まで生きてきた中で果たして何回触れてきただろうか。と、記憶をさかのぼってみましたがほぼないに等しく、しかしなぜだかワクワクするノギスです。ノギス!
そんなノギスを、私は先日狂うほどに見てきたのでした。もしも『ノギスを見た回数選手権 ※非専門職部門』があったらおそらく優勝するんじゃないかしら、というほどに。一体なにごとかと言いますと〜、

これです。

我が音楽の同士に教えてもらったコレ。本人はまだ行けてないとのことでしたが大変そそられていて。う〜む、これはたしかにそそられる、実にそそられるぞと、妙にツボっちゃいまして行ってみることに。調べると『要予約』。しかしツボっちゃってるしライブ後で足取りは軽いしで迷わず予約した私でございました。

青空の下、株式会社ミツトヨの正門にノリノリで向かうと守衛さんが『ヒロコフォンさんですか?』と近づいてきました。さすが要予約なだけあります。というか博物館は会社の敷地内にありますからね、セキュリティは万全に、ですよね。ということで、はいそうですと。そして受付のお姉さんから首からかける見学者札をもらいキョロキョロしていると向こうから担当の方がやってきました。このノリはなんだろう・・・。あ、そうか!博物館見学というよりもこれは完全に会社訪問ですね。

担当の方と『ふだん測量器をお使いなんですか?』『いいえ、まったく!』『何か物作りをなさってるのですか?』『いいえ、まったく!』と会話をしながら博物館の棟へ。担当の方は『この人いったい何を求めてやって来たのだろう』と謎しかなかったと思います。

館内に入り、短いスライドを見てミツトヨの理解を深めます。歴史の古い、そして世界を股にかけたバリッバリのガチンコ企業です。私は一体ここで何をしているのだろうかという思いが一瞬脳をかすめましたが、まぁそれは置いといて、ミツトヨ、カッコいい!スライドを見終えて思わず拍手しそうになりました。こんなユルイ格好で、しかも測定器と無縁の私を招き入れてくれてありがとうございますミツトヨ!担当の方は前のめりでスライドを見る私を見ていてやはり『この人は一体…』と謎が拭えなかったと思いますが…。

さて、ここから先はご自由にどうぞということでさっそく見学スタートです。

初代工場は蒲田とのこと。蒲田!


むむ?マイクロメータ?

いきなり登場したコレ、マイクロメータって一体なんだろうか???

説明を読みなんとか把握しました。大大大雑把に言えば『挟んで測る』というもの、それも相当精密に。それがザ・マイクロメータです(なんという説明!)。


キャーッ!ファンシーなマイクロメータ!

マイクロメーターマイクロメーター!!!!

じゃんじゃか登場するマイクロメーターです。平面バージョンだけでなく、とんがりバージョンや2個同時バージョンなどいろいろあります。しかも年代ごとにどんどん進化します。よく見ると0.01㎜からいつしか0.001㎜まで細かく測れるようになっていくマイクロメーター!うぉぉ!


そして!


デジタルへと変わり、ついに!




0.0001㎜まで測れるようになってしもーた……。おそるべしミツトヨです。ゼェゼェ!


ノギスもじゃんじゃかありました。

ノギス!

ノギスズ!

ノギズッ!

ドギズー!!!

うぉぉ!キャリパと言っていますがつまりノギスです。ノギスゥゥゥゥ!!

うわぁぁぁ〜っ!!!!うおぉぉぉぉぉぉ〜っ!!

巻き尺ノギス!!めっちゃ変化球!!!出先でもサッと測れるぅっ!!


ゼェゼェ……


そしてミツトヨは三次元で測定するためのコンピューターも作りました。


マイクロパックとは!


うぉぉ〜。もう凄過ぎてよくわからない&ボタン押してみたいで頭がぐるぐるです。XYZの下のSって何の値なんだろーか。と言うかマイクロパック、なんかカッコいいなぁ〜


このワンフロアだけで時代を10に分けて盛り盛りの展示、そういえば下のフロアには世界の機器も展示してあるとのことだったのでヘロヘロになりながら下へ。

メートル原器の端っこ


メートル原器なる1メートルの元がありました。そしてのちに原器ではなく光の長さがごにょごにょごにょ…

もうこの時すでに脳内がオーバーヒート状態で3回くらい読み返してもまったく理解できませんでした。その他の機器ももう頭が追いつかず、何のための何の機器か理解できず…むひぃ〜


いつだったか国立博物館の埴輪展を見た時に太古のパワーに当てられて熱を出して寝込んだことがありましたが、その時の感覚とちょっと似ていました。ノギスとマイクロメーターの見過ぎで熱出ちゃうかな。

ということで、ここまで内容みっちみちで約2時間。帰る時にはインターホンで呼んでくださいとのことだったので『見終わりましたゼェゼェ』と告げると再び担当者がやって来て門のところまで送ってくれました。『何か測定に関するようなお仕事されてるんですか?』『いいえ、まったく!』と会話しながら。

担当の方と守衛さんに見送られ門を出ると、

あ!まだ開いてませんが正門の向かいにいい感じのお店がありました。気になるなぁ!

ミツトヨの人たち、仕事終わったらここに寄ってくのかなぁ。


それも気になるなぁ〜


パンフレット入れにどうぞともらったミツトヨバッグ


ミツトヨボールペンで歌詞を書こう!


ミツトヨのみなさま、たくさん見せてくださってありがとうございました。これから先、何か測りたい時はミツトヨ一択で行こうと思います!


ゼェゼェ!


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すでにご予約をありがとうございます!
2023.5.28(sun)ヒロコフォンビールタイムvol.23@立川ジェシージェイムスstart 14:00   with羽立光孝(ウッドベース)

新演目はどんな世界になるでしょうか!どうぞよろしくお願いします!

    ↓↓予約フォームはこちら↓↓





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