LINE配信に2時間かかる人

「力を入れる業務と、抜いていい業務の違いがわかりません」

クライアントさんとのミーティング中に、よく聞かれる質問です。

サボるや手を抜くという意味ではなくて、時間をかけるべき所と、ササッとすます所の区別がつかない、という意味です。

私も最初は「経験積んだらわかってくるよ〜」と思っていたのですが、
よくよく話を聞くと、ちょいと違う意味でみなさんが悩んでいることがわかりました。

「感情を入れる所」と「感情を抜く所」の区別をできずにいたんです。

例えば、
LINEやメルマガ配信は時間をかけすぎず、サクッと書くのが鉄則ですが、
メッセージの作成にものすごーーーく時間がかかる方が、たまにいます。

ご本人は、文章を描くのが苦手とおしゃっていたので、
単純にそう認識していたのですが、
そのかたが時間がかかってしまう原因は、
文章を「感情」込めて、じっくり書いているから時間がかかっていたんです。

お客様へ配信するのですから、
感情を込めるのは当たり前です。

しかし、LINE1通に2時間かけていたら、いくら時間があっても足りません。

「お客様にどう思われるか心配で、表現や言葉尻を気にしてしまう…」
「ブランド”らしさ”を出すには、これで良いんだろうか…」

悶々と悩んでしまうのは、
クリエイター気質の強いオーナーさんに特に多いです。

文章を書くのにすごく時間がかかってしまうという方は、
「業務」と「感情」を切り離す意識ことをしてみてください。

「お客様が見たら、どう思うかな？」ではなく、
「お客様から見て、わかりやすいかな？」を、考えるようにしてください。

業務の進みがグンと早くなって、
効率が上がりますよ。

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