見出し画像

皇海山(日本百名山#91)

難解難読の山は多いけれど、日本百名山の中でキラキラネームと言えば、ここ、皇海山(すかいさん)。
すかい=SKY?なんだか素敵な名前だけど、山自体としてはかなり渋め、というか地味~。
しかもルートがこれまた・・・

■2021年07月18日(日)
■銀山平4:00→庚申山→10:00皇海山→六班林峠→16:00銀山平

皇海山へのアプローチは2つ。
深田久弥が登った栃木ルートは体力勝負のロングコースですが、短時間で山頂にたどり着けるピークハンター向けの群馬ルートもあります。
当然ながら人気があるのは後者でしたが、元々登山口までの林道が極悪路だったのに数年前の台風でさらに崩れ、とうとう閉鎖となってしまいました。
そう、私、一度群馬側から登ろうとして登山口まで行くのを断念したくらいの崩れっぷりだったので、大雨や台風の都度修復するのも・・・と納得です。

が、そうなると栃木ルートしかないわけで、日の長い時期に登ってみることにしました。
早めスタート必須なので前夜に駐車場まで行き、車中泊しましたが、歩いて2時間くらいのところにある庚申山荘に前後泊することも可能です。

クラシックルートの核心部は庚申山荘から。ほとんどの方たち同様、往路は稜線を詰めていき、復路は六林班峠経由のトラバース道で戻りました。
稜線上は鋸状になっているだけあって、梯子や鎖もありでスピード出せず。
トラバース道は笹薮が果てしなく続く体力だけでなくメンタル的にも厳しいコースでした。

画像1

それでも素晴らしい天気に恵まれ、庚申山から鋸山に向かう途中で眺めた皇海山の立派な山容を見れたので、がんばった甲斐ありました(山頂は噂通りの樹々の中でした)。

また来なきゃと思い残すことが1ミリもなくて何より(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?