【本】あなたの周りにも「かくれ繊細さん」はいるかもしれない

ご存知ですか、『かくれ繊細さん』というフレーズを。
芸能人の方が「自分もそうだ」と言い始めたのをきっかけに、しばらくの間、マスコミを賑わせていました。
この『かくれ繊細さん』、HSS型HSPのことを指します。全人口の6%しかいないそうですが、大企業だと社内にけっこう存在する計算になります。
ためしに、先ほど「トヨタ 従業員数」で検索したところ、「366,283」と表示されましたので、「21,976人」も働いていることになります。

これに関わる単語を私が知るきっかけになったのが、マツコ・デラックスさんの発言でした。
彼女がドラマを見る時にやることとして、
 「ものすごく嫌な役の女が、そのあとものすごく困る展開になったんだけど、それを直視できなくて、30秒ずつ早送りして、その展開に一区切りついたあたりで10秒ずつ戻っていく」
という意味合いの発言をされていました。
この一連の動きをする人には

『共感性羞恥』

という状態にあるようです。

私も、全く同じことをしていました。
といいますか、そもそも、私はドラマを見るのがあまり好きではないので、めったに見ません。なぜなら、上記のような展開になるのが辛いからです。まるで、自分が経験しているかのようにドキドキします。
ですから、笑える作品しか見ません。福田雄一さんの作品なんて、私が見られる数少ない作品です。『勇者ヨシヒコ』なんて最高です。意味がなさすぎて、もってこいです。
また、スベってる芸人さんを見るのもつらいです。

共感性羞恥については納得したのですが、だからといって病気ではないので、治しようがありません。
よって、いろいろとググること幾星霜(というほど長くない)、今度は『HSP』という単語にたどり着きました。
様々な読み物を総合して考えると、HSPと共感性羞恥は相関関係にあるようなのです。
ということで、

私はHSPである

にたどり着きました。

HSPについてはいろいろと読み物が出ています。
書籍に頼らなくても、ネットで事足りることが多いでしょう。
ただし、私の集中力の高さを説明できる情報がネットには出てきませんでした。
そこで、初めて、本屋を頼ることにしました。

うろうろうろうろすること数分。
HSP関連の書棚に、ふと、「かくれ繊細さん」という言い回しが書いている本があるではないですか!
とりあえず、買いました。そして、読みました。

どうやら、私は、

HSS型HSP

のようです。

繊細さがあるなんて、いいですね~。ふふふふふ。
といっても、別に本人は隠しているつもりはないのですが、人付き合いや人当たりの良さが前面に出ている(そうな)ので、本人でさえも、自分の中の繊細さに気付いていないのです。こりゃ大変です。

HSS型は『刺激追求型』と呼ばれ、
「刺激を追求するけれど、人一倍繊細なので、がんばった結果、ぐったりする」
が特性の一部です。
新しい物好きなのに、驚異的に飽きっぽいので、いろんなことを中途半端に放り投げたりします。
ちなみに、性格の話ではなく、↓の本によると、脳の構造(もっというと遺伝子レベル)で決まっているようなので、飽きっぽいのは治しようがありません。

分量は多いが、これがあればもういらない。
手始めの1冊にどうぞ。

完璧主義者なのに、飽きっぽいので、何一つ極めたことがありませんし、多分、今後も極めることはないでしょう。
人が多いところに行くと疲れるくせに、いろいろとやりたいことが次から次に生まれてくるので、人前にふらふらと出てしまいます。そして、ぐったりします。

いずれ、専門のカウンセラーのカウンセリングを受けて、状態を確定させたいとは思うのですが、カウンセリングの日程が埋まっていますので、気長に待ちたいと考えています。

皆様の周りにもいるかもしれない特性のご紹介に代えさせてさせていただきます。
                                以上

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