【読書記録】自分のサービスで生きていく<個人開発の教科書>

私は今個人開発をやっていて、noteにもその経過を記しているのですが、なんとなくもうすでにモチベがなくなりかけていたり、時間が経てば経つほど視野が狭くなっていっている感じでいました。

そこで、Twitterで流れてきた入江さんのこの本を読んでみることにしました。

入江さんとはMENTAで個人開発相談に乗ってもらったことがあるのでフォローしたりYouTubeを拝見していたので、この本にも色々な期待を持って読み始めました。

冒頭は、入江さんの幼少期・学生期の『個人開発の原点』といえるべき体験が色々と載っています。
ドリームキャストからジオシティーズでHTMLを書いていた、というのは自分の少し上の世代だと感じました。

私の話になっちゃいますが、私は入江さんほど学生時代にはそのような個人開発の原点っぽい体験はなかったな〜と思いました。絵を描くというのはやっていたので、ものづくりの喜び、という意味ではそれを知っていたと言えるかもしれません。

入江さんがWEB制作会社に入ってデザインを学ぶ部分があるのですが、デザインスキルは個人開発で生きるポイントだと思うので、そういったところを経由されているのも良かったのかなと思いました(私もWEBデザイナー出身なので親近感、、)

途中Objective-CでiOSアプリを開発するくだりがありますが、私はiOSはあまり触らないので実際のところは知りませんが結構難解な言語だと聞いているのですごい、、と思いました。また、AppStore3位っていう成功体験があるの強いな〜と感じました。

受託開発をストップして個人開発に専念するのは、自分には出来ないなあと思ったけれども、大粒のサービスを作るならそれくらいやらないと行けないのかも、、とは思います。

個人開発の相談にのっているときに「つくりたいアイデアがみつかりません」という相談もよくうけます。

そこで僕は「まずは自分が使うものをつくりましょう」とおすすめしています。その理由は「顧客像が明確=的を得た課題解決ができる可能性が高い」からです。ひとことでいえば解像度が高い状態でスタートできます。

SHINGO IRIE. 自分のサービスで生きていく<個人開発の教科書> (pp.27-28). Kindle 版.

これはよく言われていることですね。いま自分が作ってるのは、自分が使うものなのでセーフと思います。
(ただ、個人開発をだらだら長い時間やっていると、その解像度がどんどん低くなっちゃう感じがしています。。)

その際に、そもそもの心構えとして「90%失敗する」という前提で考えておきましょう。

だしてみないとわかりません。最初から失敗して当たり前な気持ちでのぞめば、粘ることができます。

SHINGO IRIE. 自分のサービスで生きていく<個人開発の教科書> (p.30). Kindle 版.

わかる、、必ず成功したいっていう気持ちが邪魔だし、時間を延ばしてしまう原因なんですよね、、
今やっているのは最初だから失敗するっていう気持ちでやらなければ、と思いました。

3ヶ月ほどで初期リリースするのがいい、らしい。
完璧を目指さない、、それは本当に自分に言い聞かせたい。

個人開発のアイデアを開発前に公開する、という手法はよく聞きますが、私は少し抵抗があるなーと思います。なんとなくTwitterとかだといいね数とかで測りそうになっちゃうというか。でもその1いいね2いいねのユーザーでも使ってくれるなら作ってもいいのかもとも思ったりとか(私が収益を上げるアプリを目指していないからかも)
なので、私は閉じたコミュニティの知り合いの方に聞いていただくことにしています。

まずはひとつプロダクトをリリースしてみることで「プロダクトをつくる」ハードルがぐっと下がります。失敗してもいいので、工数が少なめのプロダクトをまずはだしてみることからはじめるといいでしょう。

SHINGO IRIE. 自分のサービスで生きていく<個人開発の教科書> (p.57). Kindle 版.

うーん、重めの個人開発のネタをずっとやってきたけど手軽に出来る方のアイデアもあるからそっちやってみようかな、とちょっと思い始めたり、、ありがたいアドバイス。

最後のタイムマネジメントの下りも、集中は3時間くらいしかできない等、私も体力が減ってきてるから色々考えないといけないなーと思いました。
しかし自分の時間割を作るというのが人生で成功したことがない… 笑

読んでみて、良かったと思います!
Kindle Unlimitedで読めるのでみなさんぜひ!
個人開発がんばります!

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