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No13:ブルベとかイエベに囚われすぎでは?

皆さん、こんにちは!
パーソナルメイクトレーナーの池内ひろこです^^

一昨日は、横浜ファッションデザイン専門学校で
メイクの特別講義をしてきました。

学生さん達、皆んな可愛くてしょうがなかった!


そして、今日は私が主催する
プロメイク養成講座での勉強会。

大人が本気でわちゃわちゃするプロメイク養成講座


ここ数日
ものすごーい刺激的です!✨

楽しい^^



で、この2つの講義を通して感じたのが
「ブルベ&イエベ問題」

ブルベとは、ブルーベースのことで
イエベとは、イエローベースのことです。


色を2種類に大きく分ける考え方で
似合う化粧品を探す際に
多くの人が参考にしている考え方。


「私はブルベだから、コスメもブルベ」とか。
「私はイエベだから、オレンジは得意」とか。

化粧品選びの参考にされています。


それに、
様々なキュレーションサイトやYoutubeで
化粧品の色分けもされています。

化粧品を買う時にはそれを見て
自分の肌色に合ったアイシャドウパレットを
選んでいることが多い。


なので専門学校の学生さんは
その辺りの意識と知識がものすごく高くて
ちゃんと自分と同じベースの色を選んでました!!

本当すごい!😂


一方で
あまりにも完璧過ぎて

”ブルベとかイエベの枠からはみ出てはいけないのでは?!”

っていう意識も感じられたり!


それは学生さんだからというより
メイクレッスンをしている時や
SNSを見ていると
いろんなところで感じるんですよねー🤔


たぶん
パーソナルカラー診断っていうものが
広まりまくった結果なんでしょうね〜^^


私の先輩(超ベテランのメイクさん)の話では
昔はそういうものがなかったそうで。

本当にメイクさん自身の
色の感覚が全てだった時代もあったわけです。


そこからパーソナルカラーっていうものが
世の中のたくさんの人に浸透して
診断のディプロマを持っている人が増えて、
Youtubeでも詳しく知ることができて。


結果、色に対して
理論的でシンプルに捉えられるようになったけど
どこかその枠に縛られているような・・・。


私もイエベやブルベの考え方を使いますし
学んだことで
色選びはかなり効率的になりました。


でも、実際にメイクする時は
イエベの人に、ブルベの色を使うこともあって
逆ももちろんあります。

色がもっと自由なイメージなんです。

ブルベとイエベが混ざってもいいし
なんなら、ブルベとイエベを
パーツ別に使い分けることで
抜け感が出たりするわけです。



念の為お伝えすると
「イエベ秋」ってな感じで
色の属性を1つにまとめたメイクが
悪いわけではありません!


パーソナルカラー診断を受けたばかりの頃は
見分けるのが楽しくて
洋服もメイクも
私も縛られまくっていました(笑)


でも、そのうち
飽きてくるんですよねー。


毎回同じような色。
同じような雰囲気。

何か面白みに欠ける感じで。


それは、どこか
私らしさに欠けている感じ。


「自分らしい」が分からなくても
「らしくない」って意外と感じるものです。


しかも、感じてしまったら
そんなつまらん自分に対して
心地よさを感じることなんてできないわけで。




「似合う」ということを
色の視点から論理的に考えることは大切です。


そのために
パーソナルカラーを手段として使うのは
とても有効です。


でも、メイクって
もっと自由だし、複雑であっていい。

説明はつかないけど
「なんか良いよね!」
ってなのもOKなわけで。


「純粋にメイクを楽しむ」ってところから
枠に囚われない
自分の美しさが見つかるんじゃないかなー
なんて思いました^^





🐒Instagram
https://www.instagram.com/hiroko_ikeuch
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池内ひろこ(いけうちひろこ)パーソナルメイクトレーナー

「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、
2,000人以上の女性を美しくしてきた。

美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。
現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとして美容に関する執筆を行う。

2023年3月にはミネラルコスメのパイオニアbareMineralsと
ガンと向き合う女性のためのセミナーにて講師を務める。

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