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小さな子ども達のために

8歳以下のお子さんでも、教材に慣れた頃には少しずつ和音が登場しますよね。

ノートに書いてみたり、聴音で聴く練習をしてみたり、でも手が小さくてなかなか3つの音を片手でおさえるのは難しい、上手くいかないので練習しない(笑)こんなことよくあります。

楽譜の中に、「ここはⅠ度の和音だよ」と小節の和音の下に記号を書いても全く無反応…そんな時は
Ⅰ度は♡、Ⅴ度は☆など、子ども達の好きな絵に描き変えてみましょう。

私は絵が苦手なので、男の子に飛行機!とか恐竜‼(ウルトラマンなんかもありましたね…)とか言われてしまうと、どうしてもそれに見えない絵になってしまうのですが、なんとか描いて渡してみると意外にも楽しそうにピアノに向かってくれるようになります。

最初は1番指と5番指で2つの音をとる練習をして、しっかり慣れてきたら3番指で真ん中の音もとれるように練習します。最初は隣の音が一緒に入ってしまったり、小指の音が抜けてしまったりしますが、「惜しい!もうちょっとだね!」と声をかけながら、綺麗な音が出たらしっかり褒めて自信を付けてあげましょう。

小学校も高学年くらいになると、和音ノートも書けるようになりますし、本人が記号を絵にするなんて間怠っこしいと思うようになるので、このあたりで絵の記号は卒業です。

「何の絵にする?」「チューリップ!」なんてやり取りを楽しみながらレッスン出来るといいですね。

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