見出し画像

『ドクター・ドリトル』感想

『ドクター・ドリトル』6/23観賞

あのですね、もうね、ロバート・ダウニー・Jr.が可愛くて可愛くてどうしたらいいんですかこれ!
めんどくさそうで、でも頭が良くて、やっぱりめんどくさそうで、めちゃくちゃ可愛かった!
おかしいな。私はこれまで彼を可愛いとか思ったことなかったのに。

実はこれまで、ドクター・ドリトルの本も読んだことないし映画も見たことがありません。動物と話ができるお医者さんってことくらいは知ってる。でもどんなお話かとか、そもそもイギリスだったんだとか、そういうことは全部今回の映画で知ったので新鮮でした。

動物の言葉がわかるドクター・ドリトルはヴィクトリア女王の信頼厚く、陛下から屋敷を賜っています。そこに住んでいるのは、ドクターと彼の妻リリー、そして動物たち。
リリーは冒険家でもあり、ある日航海に出ますが、船は遭難し帰らぬ人に。ドクターは世を儚んで屋敷を閉ざし、隠遁してしまうのです。

この映画はその後、彼のもとを動物好きな猟師の息子トミーと、女王の病気を治して欲しいと女王の後継者のレディ・ローズの二人が偶然同じ時にドクターのもとを訪れるところから始まります。

このトミーとレディ・ローズがまた可愛かったなぁ。階級社会だからこの後二人がどうこうなるってのはないんだろうけど、精神的に結ばれた騎士とレディって感じにはなるのかもしれない。

ドクターたちが訪れる島を支配している敵役として出てくるのがアントニオ・バンデラスなんですが、これがまたかっこいい! 盗賊の王というような位置付けですが、一度仲間と認めるとしっかりと護るし約束したこともしっかりと守るし、いい上司。味方だったらだけど。

動物たちのボイスキャストも話題になってましたが、トム・ホランドは名前を見たとき、嘘でしょ?って声が出ちゃいました。出るのは知ってたんだけど、誰がどの役をするっていうのはあえて調べてなかったんですよね。スタッフロール見るまで全っ然気づかなかった。

ラミ・マレックは割とわかりやすかったかも。
彼が出るのは『ボヘミアン・ラプソディ』しか見てないですが、セリフが多かったからかな。

ボイスキャストが楽しみで吹き替えでなく字幕で見たので、堪能しました。

シロクマとダチョウの友情は胸熱でしたね。好きです!!

虎とウサギも好きだったなぁ。ウサギの柄の悪さと虎の意外な一面は、楽しかった。あまり接点はなさそうだけど、ウサギは虎のことバカにしつつ嫌ってそうで、虎はウサギのこと眼中にないっぽいけど鬱陶しいとは思ってそうってのがすごくわかりやすくて、そういう描き方はうまいなって思いました。

動物がいっぱい出てきて楽しかったな。
鯨たち海の生物ももっとたくさん見たかったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?