日記、のようなもの #6
2022/9/16
クッキーが好きです。それもバターをふんだんに使ったバタークッキー。
缶や袋を開けたときにふわりと立ち上る甘いふくよかな香りが大好きで、だから今でも新しいクッキーを開けるのがとても楽しみ。
クッキー缶、いろいろ可愛いのがありますよね。
その可愛いクッキー缶にもいろいろあって、そのお店独自の缶だったり、可愛いクッキー缶を作っているところから購入していたりとお店によってもいろいろ。
何度か友達に贈るために可愛いクッキー缶のお店に行ったことがありますが、年に一度くらい行っていたそのお店が今年はもう取り扱いをやめたみたいで、先日行ったときにクッキー缶がなくてさみしかったんです。
そこは可愛いクッキー缶を作っているメーカーから取り寄せのところだったのですが、ちゃんとクッキー缶の絵柄に合わせたクッキーを入れていて、取り合わせも含めてとても好きだったのに残念。
でもお土産にクッキーを買ったり贈り物にしたりということは何度かありましたが、お店を他人様に紹介できるほど詳しくはありません。
それに、自分用にそういうものを買うことになんとなく罪悪感を抱いていたので、これまであまりコンビニやスーパー以外のお店のクッキーを自分のために買うことはありませんでした。
たまに買うと、嬉しい反面、罪悪感がすごかった。だから自分用だけじゃなくて友達にも買ったり、家族用に買ったりと、余計にお金がかかってさらに遠のいちゃう感じ。
でもこのところ自分用に買ったクッキー缶の写真を立て続けに見ることが増えて、自分用に買っちゃおう!と一念発起(というほどでもないですが)したのが今年の夏。
夏に東京に行く機会があり、自分用に可愛いクッキー缶を買おうと決めたんです。
今回行ったのは東京大丸のサブレミシェル。
時間だけはすごくたくさんあったんですが、時節柄あまりあちこち出歩くよりは、行くところを絞って時間をゆったり使ってホテルにも早めに入った方が良いだろう、と思ったんです。
そんなときに見つけたのが、サブレミシェル。
ホテルが銀座だったので、東京駅の大丸なら近いですしね。
最初はTwitterにあがっていた苺のショートケーキみたいな形のサブレが気になったのですが、実際にお店に行ってみて心引かれたのが、ヴォヤージュサブレのシリーズでした。
コンセプトは、世界中で集めた、美しい花と景色たち。
その名の通り、各国の様々なものをモチーフにしたクッキー缶とサブレがたくさん。
パリ、オーストラリア、ドイツ、ハワイ、イタリア、ニューヨーク、スイス、オランダ、ウィーン、ロンドン、シンガポール、エジプト、フィンランド、カナダ、日本と15種類。
一つ一つは小さな缶ですが、全部並ぶと壮観。
私はカナダとフィンランドを買いました。どうしてその二つにしたのか、と言われても答えられない。直感でこれが良い!と思ったものをふたつ。
各缶のサブレの味は基本的に同じようだったので、単純に色味とかモチーフとかで好きなものを選んだの。
可愛くて可愛くてこれまで食べずに温め続けてきたのですが、賞味期限はもうすぐで10月頭くらい。そんな折、三連休は台風で出かけられそうにないので、この三連休にクッキーを解禁しようと思ったのです。
びゅんびゅん風が吹いている中、私はのんびり美味しいクッキーとコーヒーを楽しむんだ。
台風が来ると思えば憂鬱ですが、ほっこり小さな幸せを味わうのが楽しみです。
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