日記、のようなもの　#98　寒くて寒くて寒い

2022/12/19

私がいま毎日通っている事務室は石造りの建物です。
『夏は涼しくていいよ、そのかわり冬は寒い』
同じビルで働いたことのある人たちは口を揃えてそう言っていました。
確かに夏は、これまで働いていた窓が嵌め殺しのビルと較べると、ずいぶんと涼しかった。とはいえ、携帯用の小さな扇風機は欠かせませんでしたが、建物の中にいて空調が効いているはずなのに熱中症になりそう、なんて思っていた前の事務室とは較べるべくもなく快適です。
そうしてやって来た冬。
寒いなんてもんじゃない。

とはいえ、ここは九州。北の方のもっと寒い地域の方々からしてみれば、このくらいで何言ってんの？というくらいかもしれません。でも慣れない私にとっては寒くて寒くて寒いのです。
もともと海沿いで風が強い＋地形的に風を強く受ける場所＋古い石造りの建物という特性を遺憾なく発揮してくれます。

冬になると割とずっとこんな感じ、と同僚に言われましたが、ぴゅうぴゅうと風が吹く高い音が始終聞こえ、足元から寒さが這い登り、しんしんとその寒さが身体に降り積もっていく。
三年前に手術をしてからというもの寒さにめっぽう弱くなりまして、身体が冷えるとすぐにお腹を壊したりめちゃくちゃしんどくなったりする私にはこれはきつい。
今日のところはユニクロのウルトラライトダウンと無印のダウンケープで何とか乗り切りましたが、明日以降はもうちょっと考えなければなりません。
身体の内側から温めるのが一番ですが、スパイス系が苦手で特に生姜が全然だめで、ジンジャー系のものは一口だって飲めない。
とポンコツぶりを遺憾なく発揮していますが、まだまだ冬は始まったばかり。
これからしばらくのあいだ、いかに温かく過ごすかという試行錯誤のスタートです。