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『羅小黒戦記』感想

『羅小黒戦記』11/12鑑賞

字幕版を上映していた頃、Twitterでフォローしている人複数が面白いって話をしていて見たかったのですが、近くでやってなかったんですよね。
今回吹替版があると聞いてすぐに上映シアターを調べました。市内のシネコンがヒットして嬉しかった。

そういうわけで行ってきました。
ギヴンを観ていたときに予告だけは何度も見ていて、そのときの印象からすると「開発が進み住むところを追われた妖精と、理解ある人間とのハートウォーミングストーリー(ちょっと嫌な人間も出てくるよ)」かと思っていたら、とんだバトルアクションでした。楽しかった!!
例のごとく、事前情報をあまり入れなかったんですが、現代の話でこれまたびっくり。

でも事前情報は知らずに行ってよかったな。WEBアニメの前日譚というのは聞いてたんですが、小黒が主役で妖精の話ということ以外はまったく知らずに行ったので、え?この人はどういう人?味方?敵?これはどういうことなの?というあたり全部ドキドキワクワクで楽しかったです。

ただ残念なのが、予告がハートウォーミングストーリーぽかったので、アクション好きに訴求していないってこと。もったいないなぁ。
アクションのカメラワークとかもとても良かったのに。アクションシーンを見ていて、私はマーベルを思い出しました。

私はもともと中国の志怪小説が大好き。志怪小説というのは簡単に言ってしまえば、妖怪とか仙人とか道士とか、そういう存在が出てくる奇談や怪談を集めた話。
だからいろんな妖精(というか妖怪)が出てくる羅小黒戦記はうきうきで見ていました。
それでいくと、ムゲンは仙人とか道士とかになるのかな。舞台が現代だけど何百歳かにはなってるみたいだし。
ムゲンの周囲を見てると志怪小説を読んでるみたいでとても楽しかった。

そしてフーシーの周囲はというと、志怪小説的な楽しみもあるけど、私のオタク的な部分がくすぐられました。まぁ具体的に言えばロジュとシューファイなんですが、ああいう好一対な感じ好き。さっぱりと明るくて直情的なロジュと、冷静沈着だけど内側に熱いものを秘めている(と思う)シューファイ。
他のキャラも気になります。

顔見世程度だったキャラクターは他にもいるし、館の中のことも気になるので、WEBアニメも見てみたい。
そして、久々に志怪小説が読みたくなりました。

そういえばこの間見たのとは別のシネコンで4DXをやってるのがわかったので、そっちでもう一度この映画は見てみたいですね。

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