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日記、のようなもの #11 それでも手帳難民は続く

2022/9/21

文房具が好きです。
が、語れるほどの何かがあるわけではないので、詳しい方のお話を聞いたりブログを読んだりするのが好きです。
その中でも何が好きかと言えば、たぶん紙ものなんでしょう。
他と較べるとよりノートや手帳にときめくから。

そんな私はここ数年と言わずもうずいぶんと長いあいだ手帳難民です。
なぜかといえば、ひとえに私の飽きやすさから。
いや、毎年チャレンジしようとはするのだから、単純に飽きやすいというのとも違うのかもしれない。
ともかく、毎年手帳を買うのに、一年間続いたことがないのです。

例外は、一日の仕事の終わりにつけている「今日やったことの記録」です。
その日のうちに書けなかったときには、翌朝、仕事を始める前に書いています。

もともとは100時間残業が常態化している部署のときに、なにをやったかやっていないか把握できなくなったことがあって、備忘録として、やったやらないの水掛け論とならないように、そして自分を守るために記録をつけようと思ったのが最初。
そのときの上司とはそりゃあもうそりが合わなくて、というか、提出したものを提出していないと言われたり、会議で他課と話したことをそんな話はしていないと言われたりもして、このままじゃ私はつぶれる、と思ったのでまさに身を護るためでした。
それからそれなりの月日が経って、いまの職場では本当に単なる記録となっています。

仕事の記録は始まりが始まりだったためか習慣化したのですが、そうでないプライベートな手帳はさっぱり続きません。
スケジュールはスマホに入れたらリマインダーでお知らせしてくれるので、そっちの方が確実だし、日記や記録としても続かない。

でも、それでもやっぱり手帳を見ると欲しくなってしまうのです。

ここ数年は、仕事用はほぼ日手帳。一日一ページのものを使っていましたが、今の職場だと見開き一週間でも足りるかも。でも、一日一ページで慣れてしまっているので、ここは鉄板。
ただ一日一ページであればいいので、ほぼ日じゃなくてもいい。

プライベートは、記録用とスケジュール用が最低限ほしいな。
記録用は一日一ページのものと、ハビットトラッカーとして活用できるもの。思いついたものを書きとめるためのもの。

スケジュール用は、月間と週間が一冊になっているものがいいなと思っているのですが、月間スケジュールは月曜始まりがいい。
そして週間スケジュールはすべての曜日が同じ面積のものがいい。
特にビジネス用だと月曜~金曜は大きく土・日が小さいものをよく見かけますが、全ての曜日が同じ大きさじゃないと嫌だ。

あとはライフログを取れるようになりたい。それも24時間きちんと。

……と、考えるのは簡単なんですよねぇ。

でも最近なんとなく気づいたことがあります。
私の場合、あれをやりたいこれをやりたいという気持ちが先走りすぎているのと、すぐにああなりたいこうなりたいという理想が高すぎるのが問題なのではないかと思うのです。
つまり、最初からなりたい完璧を求めて目指してしまっているということ。
仕事でも趣味でも何でもそうですが、ごく一部の天才を除いて最初から全部がちゃんとできるわけはないんですよね。
ことに、公のものはともかくとして、自分一人のことならまぁいっか、といろんなことを流してしまうタイプの私が、例えばバレットジャーナルを始めたとして、最初から毎日ちゃんと書けるわけがない。

なので、本当は手帳をきちんと書きたい、あれも書きたいこれも書きたい、と思ってはいるのですが、まずは小さなことからこつこつと初めてみようかと。
そういうわけで、まずは日々の記録から。
昨日書いた、今日あった良かったこと、をまず今年続ける。そして来年は、記録するものを少し増やしてみる、というように。

折しも、9月も後半となり、世の中には来年の手帳があふれています。
何を記録するかというのはもう少し考えてみるとして、まずはどんな手帳を買おうかな。
この週末に手帳を探しに、ちょっとお出かけしてきます。

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