『野性の呼び声』感想

『野性の呼び声』3/10鑑賞

観ようかなどうしようかなーと迷っていたのですが、公開されて割とすぐに見た方の「監督やりすぎ。でもきっと本人はやりすぎとは思ってない。主役は犬。もふもふ最高。ヒックとドラゴン好きな人は好きと思う」というようなつぶやきをいくつか見て、私も見ることにしました。

ほんっとつぶやきのとおり、やりすぎ! 好き!
ヒックとドラゴンというのもわかる。

公式サイトにも主演ハリソン・フォードとありますが、いや、これ絶対主役はバック(セント・バーナードとスコットランド牧羊犬の雑種)ですよね。だってハリソン・フォードが出てくるのは最初のほうに少しと、あとは半分くらいたってからですよ。
ハリソン・フォードがきちんと出てきてからはソーントン(ハリソン・フォード)とバックの話ですけど、それまではずっとバックの話だもの。

これ、犬の動きはほとんどCGなんでしょうね。だって仕草や表情があまりにも人間的すぎる。
走ったり吠えたりというあたりは犬っぽいけど、しゅんとしょげたり人間の顔色を窺ったり、そんなあれこれがとても人間的なんですよね。
そういう意味では、これは人を選ぶ映画かも。動物がきちんと動物らしくないと、という方はこれは苦手かも。
私も、少しばかり人間的すぎるなぁ、とときどき我に返ってましたが、それでもバックが好きすぎて最後までその勢いのまま突っ走った映画でした。

この映画は原作の六度目の映画化なのかな。言われてみれば、以前同じタイトルの映画があったような気がするけど、過去作は見たことがないんですよね。どんな感じだったのかなぁ。
いやーそれにしてもバック可愛かった。

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