『映画ねこねこ日本史 龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!』感想

『映画ねこねこ日本史 龍馬のハチャメチャタイムトラベルぜよ!』2/26鑑賞

録画してまで絶対に観るわけではないけど、たとえばちょうどその時間に家にいたり、飛行機のビデオライブラリーにあったりしたら観てしまうくらいには好きなねこねこ日本史。そういうわけでついつい観に来ちゃいました。

びっくりしたのはねこねこ日本史なのにストーリーらしきものがある!ということです。

原作は見てないからわからないけど、これまでアニメを見た限りでは、一回一回は短いし、流れも割と前後してる(飛び飛びで見てるからかもだけど)し、そんなストーリーらしきものがあるとは思ってなかった。

お昼寝が大好きな小学生ねこのフクは、発明好きのおじいちゃんが作ったカラス型タイムマシンのヤッちゃんに乗ってしまい、昔のねこねこ日本にタイムトラベルしてしまう。そこで坂本龍馬に出会うが、二人はもともとおじいちゃんの目的だった各時代のカルタを作らないと元の時代に帰れない。飽きっぽく忘れっぽいねこが果たしてカルタを最後まで作ることができるのか?

という感じで、各時代のあれこれは見たことのあるねこねこ日本史(日本の歴史をねこで表している。ねこなのでよく寝るし、飽きっぽいし、輪の中や箱の中に入りたがるしおもちゃが好き)な感じなのですが、最後はうっかり泣きそうになりました。ねこねこ日本史なのに! そんなの求めてないのに! もーずるいわー。

ねこねこ日本史といえば声優さんが少ないことで有名ですが、今回もすごかった。小林ゆうさんはひとりで15役ぐらいされててエンドロールがえらいことになってました。あんなの初めて見た!

そして山寺宏一さんは相変わらずの芸達者。今回はちょっと情けない役もありましたが、すごかったなぁ。

総じて楽しい映画でしたが、私が見た回は貸し切りで寂しかったです。

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