『グッドライアー 偽りのゲーム』感想

『グッドライアー 偽りのゲーム』2/22鑑賞

主演はヘレン・ミレンとイアン・マッケラン。
イアン・マッケラン演じるロイ・コートネイは老年のベテラン詐欺師。身分を偽って相手に近づき、信頼させてから財産を根こそぎ奪い取るのが彼のやりかた。専門は投資詐欺ですが、その相手は投資家だったり、結婚詐欺まがいに資産家の老婦人だったりといろいろです。
今回目を付けたのは、ヘレン・ミレン演じる資産家の未亡人のベティ・マクリーシュ。夫を亡くし、孫スティーヴンが残された唯一の肉親であるベティとロイは急速に仲を深めていくが……。

という最初に見たこの筋書きだけでは見に行く気にならなかったのですが、「実はベティもある策略を巡らせていて…」という最初は見逃していたらしきあらすじを見つけて俄然見に行く気になりました。

そして。
もうね、めっちゃ面白かったけどめっちゃ怖かった!!!
なにあの凄み。目線の一つ一つ、台詞の言い回し、仕草。すべてが繋がったときの怖さと言ったら!
名優たちはさすがに凄みが違った。
スタッフロール眺めながら呆然。怖い怖いってずっと呟いてました。

私はホラーは見ないんだけど、うっかりホラーを見たときみたいに怖かった。
世の中で一番怖いのは人間っていうけどホントだな。
ネタバレになるので何が怖いとか言えませんが、最後のシーンに映っている人が怖かったです。ホントすごい。


……困ったな、なに言ってもネタバレになりそうで、これ以上なんにも言えないな。
でも、怖かったけど観て良かったです、この映画。

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