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「書く習慣」1ヶ月チャレンジ Day3

「今1番やりたいこと」

一番と言いつつひとつは選べませんでした。

一週間ほど湯治に行きたい。

ひとつめ。一週間くらい湯治に行きたいなぁと思います。
本気で「湯治」がしたいというよりは、「湯治のようなこと」がしたいのかな。

三年前、膵臓の手術のために入院していたのですが、あのときは実は私はとても気持ちはゆったりとしていました。
もしかしなくても、就職してから一番ゆったりとした時間。
もちろん身体のこと自体はいろいろと思うことはありましたが、それは自分の身体や内面に起因するもの。
外的な要因のストレスというのは入院中はいっさいなかったんですよね。
あのときは仕事の内容も押しつぶされそうでしたし、わかりやすくパワハラな上司とわかりづらくパワハラな上司がいましたし、一番近い直属の上司はパワハラではないけどあまりにも仕事をしなくてそれもストレスでしたし、仕事面では四方八方ストレスだらけ。
そのために入院中はむしろとても穏やかな気持ちでした。

今の仕事はそんなふうにストレスがかかるものはないんだけれど、やはり仕事から完全に離れた時間はあった方がいいと思います。
つまり「湯治のようなこと」がしたいというのは、一定期間、仕事から完全に切り離された状態になりたいということ。それも旅行などではなく、ただゆっくりしたいなあ、と。
ものすごく頑張ればできないことはないような気もしますが、窓口業務もあるので一週間はちょっと気が引けるんですよね。
でもやってみたい。
仕事のことは考えずゆったりとして、本を読んだり、ゆっくりと散歩をしたりしたい。そして暗くなったら眠るような生活。

入院していたとき、そしてその前後には『モスクワの伯爵』という本を読んでいました。
エイモア・トールズの小説で、ロシア革命後、滞在していたホテルに無期限で軟禁されることとなったロシア貴族のお話です。
あのお話がとても好きで、あのときのゆったりとした気持ちとセットで思い出すお話です。

もし一週間くらい仕事を休んでゆったりする時間が取れるなら、『モスクワの伯爵』のようにその時間と不可分に思い出す本を読めたらいいなあと思います。

本を読むための旅がしたい。

ふたつめは、最低でも二泊三日で本を読むための旅がしたい。
ひとつめと少しばかりかぶるんですよね。仕事から完全に離れてゆっくりと本を読みたいということ。
ただひとつめのやりたいことは「仕事から離れて」ゆっくりとするが主眼であり、ふたつめのやりたいことは仕事から離れて「本を読む」が主眼なのです。

二泊三日以上というのは、最低でも中一日は、本を読むだけの時間がほしいということ。
お散歩くらいはいいかなと思いますが、本を読む以外でしたいのはそれくらい。
そしてできれば、家ではなく、街中でもなく、高原とか山の中がいいな。というのも私の住んでいるのは海沿いなので。
そういうところでゆっくりと本を読みたいです。

読みたい本のジャンルはばらばら。ミステリ、SF、ファンタジー。児童書、ビジネス書、古典。神話に民話におとぎ話。
読みたい本は本当にたくさんあって、全然まったく追いつきません。
なのでゆったりと本だけを読んでいられる時間があればいいなと思いました。

そして願わくば、美味しいコーヒーを飲める場所がその近くにあればいいな。
ゆったりと、コーヒーの美味しい時が止まったような喫茶店で本を読むというのもやってみたい。
考えるだけでうっとりです。

出雲大社に行きたい。

そうしてやりたいことのみっつめ。これが最後のひとつ。
出雲大社に行くこと。
子供の頃から神社は好きでした。誰もいっしょに遊ぶ友達がいない日は、本を読むか、家の近所の神社でよくひとりで遊んでた。
その他にも、小学校の近くで良く写生に行ってた神社、うちの地域の氏神様、その程近くの海に面したうちの地域で一番古い神社(社伝によると創建1800年ほど!)、などなどいろんな神社があります。

なんとなーく神社の雰囲気が好きというレベルでとても不勉強なのですが、神社ってときどき行きたくなるんですよね。
伊勢神宮は五十鈴川からとても清々しくて好きでした。
宇佐神宮は、社殿だけでなく山全体のあちこちで宮大工の方々の細工が見られてそれも楽しかった。
平安神宮はその大きさに呆然としました。

でもまだ出雲大社には行ったことがないのです。
これまで何度か出雲大社にどうやったら行けるかとシミュレートしたのですが、うちからではどのルートを使っても6時間かかる。
唯一早く行けそうなのが飛行機ですが、福岡-出雲便はめちゃくちゃ高い。
さすがに片道6時間もかかる道行なので、気軽に誰かを誘うこともできず、行きたい行きたいと言いながら今まで行き出せずにいます。
それだけ時間がかかるとさすがに日帰りは難しいですし、ちゃんとお参りしようとおもったらやはり中一日はお参りだけのために開けておきたい。でも6時間の移動は体力的にもなかなかきついだろうから、帰った翌日も休みたい。
そんなふうに考えると、一週間休んで湯治というのとそう変わらない日数が必要になりますよね。
そんなふうに考えてしまって、ますます出雲大社が遠のいてしまうのです。


はたしてやりたいこと三つのうち、どれが最初に実現できるでしょうか。

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