見出し画像

「アトラエらしさ」とは何か?〜「演芸」という文化から考える〜

アトラエでは、何かにつけて「アトラエらしさ」にこだわりがち。
でも「アトラエらしさ」って一体何なのか?
このnoteでは、半期に一度開催している「社員総会」の場で行われる「演芸」という文化を通して、アトラエらしさについて考えてみたことを発信します。

はじめに

アトラエについて語る上でキーワードになりそうな言葉はたくさんある。
「自立分散」「魅了」「誇り」「チーム」「組織」「People Tech」……そして「演芸」である。

上記に挙げた「演芸」以外のキーワードについて関心を持った方はアトラエのHPを見ていただくとして、HPには載っていない、しかしアトラエを語る上で個人的に重要だと思う要素である「演芸」について、様々な角度から眺めながら、アトラエらしさとは何か?という問いについて考えてみたい。

「アトラエらしさとは何か?」という問い

こんにちは。
新卒2年目でエンジニアをしているヒロッキーと申します。

僕が所属する株式会社アトラエでは、「すべての行動に誇りを」という言葉を行動理念の一つとして掲げているように、あらゆる仕事・あらゆる言動においてアトラエらしい振る舞いをすることを目指しています。
例えば、社内で何らかのイベントを企画する際、どんなイベントにしようかと考えていくと、必ずある問いにぶつかります。

それは、「アトラエらしさとは何か?」という問いです。

イベントの例で言うと、大勢で盛り上がれるとか、誰でも気軽に参加できるといった次元の要件を満たした先に、「アトラエらしいイベント」というより高度な目標があり、これに至るために「アトラエらしさとは何か?」と問うことになる、というイメージでしょうか。
逆に言えば、盛況のうちに終わったイベントも、アトラエらしいと呼べるものでなかった場合、「盛り上がったけど、まあ普通のイベント」ということになってしまいます (個人の感想です)。

アトラエらしさに至る道は簡単ではない

演芸とはどんなものか?

アトラエでは、半期に一度、社員総会という全社の行事があり、組織および事業の両面についての振り返りや、これからの戦略について、社員全員で共有し目線を合わせる、ということをやっています。
そんな社員総会のプログラムの一つとしての位置付けで、有志のメンバーが出場する、いわゆる余興大会が演芸です。

例えば、休日の社員に密着した映像を撮ったり、お笑い芸人のパロディを演じたり、社長の口癖や性格を再現したAIを会社のSlackに公開したり……
余興と言っても、考えなしの直球では優勝は狙えないので (演芸には勝敗の概念があります)、各チームが会社を取り巻く状況や他チームとの駆け引きに頭を使いながら最もウケる手段を考えます。

僕自身についても、同期とチームを組んで、優勝目指して演芸に向き合っています。

演芸を通して「アトラエらしさとは何か?」を考える

さて、本題に入ります。
演芸について様々な角度から眺めながら「アトラエらしさとは何か?」について考えてみます。

以下の3つのポイントから考えます。

  1. Play Business, Play Hard!

  2. ヤバいレベルを狙え

  3. 人々を魅了することを真ん中に置く

1. Play Business, Play Hard!

この言葉はアトラエの中でよく使われる言葉で、検索すると2005年から言われているらしいです。
直訳すると「仕事を楽しもう、全力を楽しもう」みたいな意味になると思いますが、「仕事も遊びも全力で楽しもう」という文脈でも使われます。

仕事は当然全力で取り組みつつ、遊びも全力で楽しむ人の方がカッコ良くね?という価値観がアトラエにはあると思っています。
演芸は日々の業務と比較すると遊びに近いものですが、僕としては全力で演芸に取り組んでナンボだと思っているので、どんなに忙しくともPlay Business, Play Hard!の精神で、仕事も演芸も楽しみたいと思います。

ちなみに、あまり書きすぎると「もっと仕事にも力を入れろ」とイジられそうですが、僕は日頃から、演芸のネタに使えそうな社内のやり取りや世の中のニュースがないか、目を光らせています (これは演芸に出場する人あるあるだと思う) (また、こういった視点を持つことで、自分の視野をアトラエ全体に広げるという重要な側面もあったりすると思う)。

2. ヤバいレベルを狙え

この言葉は、Atrae Standard (アトラエの行動理念) の一つであり、周囲からの期待を遥かに超えるアウトプットを目指し、自らを成長させよう、といった意味が込められています。

先ほども触れたように、「仕事も遊びも全力」を実現しようと思うと、時にはヤバいレベルのハードワークが必要になります。
実際、社員総会が開催される期末のタイミングは、様々な締め切りが一斉に押し寄せるタイミングでもあり、その上演芸もやる、というのはちょっとヤバいです。
そんな状況においても、自分たちが一番面白いと思える演芸にこだわって、それが会場で大ウケしている様子を想像してワクワクしながら演芸に取り組むことは、めちゃくちゃ楽しいです。

3. 人々を魅了することを真ん中に置く

アトラエのビジョンである「世界中の人々を魅了する会社を創る」という言葉にもあるように、アトラエがやりたいことの究極は、人々を魅了することです。
そのためには、個人レベルでも目の前の誰かを魅了することが欠かせません。

演芸に取り組む上で、今・この状況で・このメンバーに対して・誰と・どんな演芸を・どのように披露することが最もウケるのか?と考えるとき、僕は人々を魅了することを真ん中に置いて考えているのだと思います。
そして、人々を魅了するためには、自分の限界は定めないし、誰かを傷つけることで成立するような笑いは良しとしないし、自分たちの信念を貫きます。

演芸に取り組むことは、アトラエのビジョンについて、カジュアルかつ大真面目に考えるということでもあると思っています。

さいごに

HPに書いてました。

アトラエらしさとは何か?
それは、全メンバー一人ひとりが、"会社が自分に何をしてくれるのか?という考え方ではなく、自分が会社に対して何ができるのか?という考え方"を常に持ち、自ら行動し、理想の会社創りに対して本気で挑み続けている状態を指す。これをアトラエらしさと呼ぶ。

株式会社アトラエHPより

というのは冗談で (HPに書いているというのは事実ですが)、このnoteではHPには載っていない、アトラエの魅力について伝えることを目的として、新卒2年目の視点から、演芸を通して見えてくるアトラエらしさについて書いてみました。
アトラエの魅力が伝わっていれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?