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2020年のしごと
2020年は、いろいろな意味で「復帰」にむけて努力していた印象がある。最低限、文章が書けるようにまでなってよかった。
「クバへ/クバから」や「NO PROGRESS」など、現在進行中のプロジェクトへの参加が、年の後半あたりから非常に大きなものとして自分に迫ってきたところがあった(いずれも来年前半に向けて、良いものができつつあるように思う)。
ほか、批評や小説に関しても、いわゆる「文学」からどんどん離れていくような感覚が昨年以前よりますます強まってきた気がする。仕事としては、諸々さいごまでやりきれていないことがたくさんあり、心苦しい。
年単位でまとめる理由などあまりない気もするが、ここしばらくホームページの更新がぜんぜんできていないのでこのままだと忘却していってしまう可能性が高く、ざっくりとだがまとめておく。余力あればまたあとでもうすこし整理したりコメントしたりする。
1月
ヌトミック『それからの街』リクリエーション コメント
コメント書きましたー https://t.co/tM5f5RLa56
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) January 22, 2020
展覧会『アート・アーカイヴ資料展 XX:影どもの住む部屋II―瀧口修造の〈本〉―「秘メラレタ音ノアル」ひとつのオブジェ』各印刷物デザイン
慶應義塾大学アート・センターで開催中の瀧口修造展にて、カタログ、ポスター、フライヤー等々のデザインを、2018年開催の前回に引き続き、行なっています。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) January 29, 2020
瀧口の「手づくり本」が一挙に見られる。トークにも、出る予定です。開館は平日だけなのでお気をつけください。https://t.co/VpOBo1yi4h https://t.co/iQnUurjr8T
『ユリイカ』2020年2月号 特集=書体の世界 -書・活字・フォント-
アンケート寄稿
発売中のユリイカ最新号、特集「書体の世界 -書・活字・フォント-」に、アンケートで寄稿しています。おそれおおい話です。 https://t.co/fmwlJ8DT97
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) January 29, 2020
2月
七里圭「まつりの技法 ~映画から身体表現を立ち上げるワークショップとトーク~」第2部トーク「振付の奪取、主観の位置」出演
2/2(日)、ひさびさイベントで喋ります。七里圭さんの作品を「まつり」化するというワークショップの後に、鈴木と、おそらくはワークショップの感想を語りつつ、七里作品を一気に概観して「主観」と「振付(的関係)」を検討、映像と身体と私の関係について議論を広げる、かと思います。ぜひ。 https://t.co/304MHQquW3
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) January 25, 2020
『早稲田文学 2020年春号』
【特別企画】 「「笑い」はどこから来ていたか?」企画・執筆・編集
展覧会『影どもの住む部屋II』トーク・セッション
【1/20(月)~2/21(金)影どもの住む部屋II―瀧口修造の〈本〉】
— 慶應義塾大学アート・センター (@KeioArtCenter) February 4, 2020
★関連イベントのお知らせ★
トーク・セッション
日時:2020年2月21日(金)18:00~
場所:慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス 南別館)
登壇者(予定):笠井裕之、久保仁志、桑田光平、鈴木一平、山本浩貴、山腰亮介
3月
『ブックデザイン365』(パイ インターナショナル)
『光と私語』に関するデザインコンセプト寄稿
今日発売の『ブックデザイン365』(パイ インターナショナル)で、『光と私語』をご紹介いただきました。https://t.co/HF8onfu1xF
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) March 18, 2020
装釘・編集者としてのコメントも、寄せました。
青山ブックセンター本店の山下優さんのインタビューでも、触れていただいてます。ありがとうございます! pic.twitter.com/jcDiF9tSu6
4月
小説「pot hole(楽器のような音)」(『ことばと』創刊号)
4月中旬に刊行される新文芸誌「ことばと」に、新しい小説を寄せます。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) March 6, 2020
「pot hole(楽器のような音)」
というタイトル 4万字(100枚超)ほどです。
3年以上ぶりの小説ですが、少なくとも個人的には、突破をしたものになっているかと思います。びっくりされるかもですが。よろしくお願いします。 https://t.co/mcEqr1gwL2
菊地信義・選 「COVER DESIGN」
装幀を担当した『私は小説である』(佐々木敦著・幻戯書房)が掲載
菊地信義・選 COVER DESIGN<カバーと表紙(必見)へ謎謎(なぞなぞ)をデザイン。思考を装うのではなく、思考自体へ誘(いざな)う才略ある装幀術>
— 毎日新聞「今週の本棚」 (@mainichi_books) April 18, 2020
『私は小説である』(佐々木敦著・幻戯書房)装幀=山本浩貴+hhttps://t.co/eTTGclNsdU
5月
『早稲田文学2020年夏号』編集
【新刊】5/2発売
— 早稲田文学 (@wasedabungaku) April 27, 2020
早稲田文学2020年夏号
情報公開しました!https://t.co/eHqt7u9eqt
気鋭作家による書下ろし中篇のほか、フェミニズムの現在をめぐるシリーズ特集第3回では本邦初訳を含む重要論考を掲載。
マームとジプシー主宰・藤田貴大さんへのインタビューや、美術家・大岩雄典による漫才論も。 pic.twitter.com/ekwtFhh9EC
文学ムック「ことばと」創刊記念オンライントークイベント
「言葉と何か、言葉と誰か」登壇
【お知らせ】
— 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう) (@kankanbou_e) May 22, 2020
文学ムック「ことばと」創刊記念のオンラインイベントを開催します。
出演者は、千葉雅也さん、マーサ・ナカムラさん、山本浩貴さん(いぬのせなか座)、佐々木敦さん(編集長)です。
5月30日(土)19時から、書肆侃侃房のYouTubeチャンネルで配信します。https://t.co/jE8xvYdD1Q pic.twitter.com/Y5HDk3scJr
8月
「主観性/科学/自由意志の場――『勝手に逃げろ/人生』」『フィルムメーカーズ㉑ ジャン=リュック・ゴダール』(佐々木敦責任編集)
あと、まだ届いていなくてどうなっているのかわからないのですが、『フィルムメーカーズ㉑ ジャン=リュック・ゴダール』(佐々木敦責任編集)に寄稿しています。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) August 6, 2020
「主観性/科学/自由意志の場」という題で、『勝手に逃げろ/人生』について。
以下で買えるみたい?です。https://t.co/h7t38PGqt7
「ただの死がもたらす群生した〈軋み〉——大林宣彦における制作と思考」
『ユリイカ』2020年9月臨時増刊号 総特集=大林宣彦-1938-2020-
8月26日発売の『ユリイカ』(2020年9月臨時増刊号 総特集=大林宣彦)の目次も公開されていました。https://t.co/kYKzRRsF1e
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) August 19, 2020
3万字超書いています。私の「ホラー」への関心と、大林宣彦への関心は、相当に重複していると思う。個人的にはこの大林論を発展させる気持ちで「ホラー」へも準備します。
9月
『清掃する女』記録冊子に、『清掃する女』をめぐる対談原稿(約15000字)、公演当日パンフレットに掲載されたテクスト「主観の位置、由来の場」(約1100字)を寄稿
こちらの上映の際に販売(アフタートーク回には配布)される書籍に、以下を寄稿しています。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) September 2, 2020
・鈴木一平とともに『清掃する女』をめぐる対談原稿(約15000字)。
・公演当日パンフレットに掲載されたテクスト「主観の位置、由来の場」(約1100字)
前者は「書き下ろし」(語り下ろしではない)です。 https://t.co/KLJV1Ea4qw
「ホラーのフィクション」登壇
こちらのイベントに登壇します。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) August 18, 2020
所謂「ホラー」についてはこれまで断片的には度々語ってきたものの、まとめて語る機会は(執筆も含めて)今回が初めてかもしれません。打ち合わせも、楽しかった。
当日参加は10名のみとかなり限られるので、ご関心ある方はぜひご予約を。https://t.co/ZntYa4ktpp
西野嘉章『雲の伯爵 富士山と向き合う阿部正直』(平凡社)共同デザイン
西野嘉章『雲の伯爵 富士山と向き合う阿部正直』(平凡社)
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) September 21, 2020
9/25発売のこの本に、著者との共同デザインで関わりました。
阿部正直、めちゃくちゃ面白いです。こんな人がいたのか、という。ぜひ。https://t.co/aDmGfP1eJH https://t.co/V6f3OMbucL pic.twitter.com/oPRuuI5m9q
地点『君の庭』オンライン版(京都版)コメント
地点『君の庭』オンライン版(京都版)を受けて、コメントを書きました。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) October 2, 2020
「本作は〔天皇制/戯曲/演劇の〕「切実かつ滑稽かつ痛烈」なパロディであり、命懸けのでっちあげでもある。」
書きたいこと多くてコメントというより短評?みたいになっちゃいましたが。
ぜひ。 https://t.co/F12U6fnJjZ
10月
「世界の配置、鉱物化された奥行き/生」(加藤 広太展「目前に立ち現れる」展評)
加藤広太さんの個展の展評が公開されました。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) October 4, 2020
個展開催当時のWebページはこちら。https://t.co/vb7HiYtJOR
写真という表現方法を自分が考えていく上で、すごく重要な示唆をいくつも受けた展示でした。写真を撮ること、並べること、鑑賞すること……
ぜひ。 https://t.co/dOrc0XyUHr
三野新・いぬのせなか座写真/演劇プロジェクト「クバへ/クバから」開始
数年ほど前から裏でじたばた進めていたプロジェクトが、ようやく本日、公開になりました!
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) October 10, 2020
早速、6万字超のテキストが公開されています。
共同制作や当事者性をはじめ、いぬのせなか座で取り組んできた様々な問題を、過剰に、ガチャガチャと、長期に展開し、書物を作ります。ぜひマガジン登録を! https://t.co/lAV0Y9hCq3
山本伊等「NO PROGRESS」プロジェクト参加開始
「NO PROGRESS」https://t.co/mbXcTmPuk7
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) October 21, 2020
という演劇制作プロジェクトに、「出演」というかたちで参加します。
早速、企画の中心となる山本伊等さんの「(制作中の)戯曲」をもとにした、参加メンバー全員による対話など、公開されています。
noteマガジン購読で各種公演の割引もあるとのこと。ぜひ。
12月
『早稲田文学2020年冬号』特集「価値の由来、表現を支えるもの――経済、教育、出版、労働……」企画・編集
☆新刊のお知らせ
— 早稲田文学 (@wasedabungaku) December 16, 2020
「早稲田文学2020年冬号」2020/12/25発売です!https://t.co/eNgdaVwPi4
今号よりリニューアル。判型がB6になりました。昨年刊行の増刊「「笑い」はどこから来るのか?」と同じサイズです。
特集や創作、あわせて約400ページのボリュームでお届けします! pic.twitter.com/CkTeGn8BA0
「すべてはそこから始まったはずなのだ、とさえ思える鮮烈な光景の記憶、何が鮮烈なのかさえ不確かなのだが……」『ユリイカ』2021年1月臨時増刊号 総特集=戸田ツトム-1951-2020-寄稿
『ユリイカ』2021年1月臨時増刊号 総特集=戸田ツトム に、2万字ほどのテキストを寄稿しています。
— (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) December 19, 2020
戸田さんの(発言含む)テキストからの引用を大量に盛り込んだ論考(?)です。
タイトルは長いのでここには引きませんが、やはり戸田さんの発言からの引用です。https://t.co/Ey0QJuCm39 pic.twitter.com/yRYtxP1gHl
【symposium3】「『沖縄の風景』をめぐる7つの夜話」第3夜(12/23)「沖縄報告――「私はそこに私を見る」を支える言語/写真(のインスタレーション性)、あるいは紙面レイアウトにおける上演の試案|いぬのせなか座|note
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