「日本人よ、恐れるな!」海外出張の気づき 現地在住の同僚との会食

日本からサンフランシスコに出張に月曜日に来て、木曜日の朝になりました。昨日は、同じ会社に同期入社をして紆余曲折を経て現地採用でアメリカ在住の同僚と食事をしてきまして、アメリカでの働きやアメリカ人との働き方などについてあれこれ教えてもらってきました。楽しくお酒を飲んで、すべては覚えていないものの、覚えている範囲で書いておこうと思います。

最初に結論と言いますか大事なことを。彼からのメッセージは「日本人よ、恐れるな!」でした。彼はソフトウェアのエンジニアで、数名のチームメンバーは多国籍で、英語とプログラミングコードで会話をしているそうです。

タイトルを補説しますと、「英語に苦手意識がある日本人、人前で分からないと言えない日本人よ、恐れることも恥じることもないんだよ。」ということがメッセージでした。

僕も含めてですが、英語に苦手意識がある日本人のみなさん、安心してください。日系企業で働くアメリカ人とのコミュニケーションという前提としますと、彼らは日本や日本人、所属している日系企業が好きなので、日本人をリスペクトしているので、無下にはせずにあなたがしゃべる英語を理解してくれようとします。理解するまで付き合ってくれます。苦手意識を持たずに、ゆっくり、落ち着いて、話せば通じます。日本人間でも互いに聞く姿勢があるかどうかでコミュニケーション、双方の理解の質や速さ、が違いますよね。

人前で分からないと言うの恥ずかしいですよね?他の方からも聞いたことがありましたが、アメリカ人は、分からないことは分からないと意思表示しますし、恥ずかしいこととは思わないそうです。分からないことは自分に原因が無いことを意思表示するためにもしっかりと伝えるそうです。分からないのは上司からのコミュニケーション不足が原因かもしれません。その場合には自分ではなくて上司の問題になります。また、チーム内で分からないことがシェアされないと、チーム内でサポートが出来なくなります。1つのゴールに向かって一緒に進むメンバーであり、蹴落とす相手では無いのです。分からないことを共有することがチームのためにもなります。日本人ですと、打ち合わせが終わってから、発表者にコソコソと質問したりしますが、あれがダメなんだそうです。

あと、アメリカ人は議論が好き。海外出張にきて、まる1日会議漬けを3日間するスケジュールで感じたことでもありますが、議論が好き。会議室では解決しないので早く試して結果を見てみようと思うことも長々と議論をしていた会議もありました。会議の時間を管理したり、会議の目的を達成するために進行するファシリテーターの力にもよるようです。彼も言っていました。議論が好きで、議論が目的になってしまうこともある、と。なので、アメリカ人は議論が好きという目で見て、一緒に議論を楽しむと有意義な時間になりそうですね。

相手を理解することでコミュニケーションし易くなる、コミュニケーションが恐ろしくない、恥ずかしくない。そういうことだと思いました。英語であろうが日本語であろうが同じかと思います。

日系企業のアメリカ人は理解してくれる前提で良いようですが、英語のスキルアップはしっかりやらないと!


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