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10.得意分野の選択

本物とフィクション

 僕自身は芸術家に憧れを抱きつつも、商売に重きを置いてきました。
 なので僕のマジックは、芸術「作品」ではなく、あくまで芸術風を狙った「商品」です。
 おそらくマジシャンから見れば、ベタな鉄板ネタがほとんどでしょう。
 超絶技巧をサラッと魅せるのではなく、大して凄くない技をいかに凄そうに魅せるかというのが僕の得意分野です。

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